アサヒカメラ3月号の特集は、ズバリ「桜」。充実の写真作品とノウハウを満載した「櫻撮りのしあわせ」を全82ページで特集! 撮るものを魅了してやまない「桜」を深彫りしています。
巻頭の「桜」作品群は、竹内敏信さんの「桜街道」、五島健司さんの「春霞」をはじめ、福岡将之さん、新正 卓さん、鈴木一雄さんが、列島各地で桜の美を追いかけました。杉浦正和さんは京都の桜を集中的に撮影。新正 卓さんは大判、中判のピンホールカメラでモノクロの桜を表現しています。
そして、桜はいかにして撮影されてきたか? 宮嶋康彦さんが奥深く綴っています。櫻木の霊性、染井吉野物語、“櫻小学校”への想い、そして「冬の櫻」へ。歴史をさかのぼり、日本人がいかに桜を愛でてきたかを長年の実撮影と探究を踏まえディープに考察。
撮るための導きも豊富です。花の状態、光、枝ぶり、そして背景。作品として写すことが難しい桜の撮影法を、福岡将之さんが「4つの秘訣」とともに解説。
では、どこで撮るか? 人気連載「鈴木風景道場」でお馴染みの鈴木一雄さんが、今回は「名城と桜」に特化して紹介。また城と桜の競演の美を全国マップでおしえてくれます。
そして、全国の無名桜を写し続け、迫力ある写真で世に知らしめた竹内敏信さんにフォーカス。その独特の桜取材のありかたを6人の愛弟子がつぶさに語っています。
そのほか、写真とカメラの記事がもりだくさんの3月号。総目次はこちら