駅を出て行く列車は元JR東日本の車両。日本時代には只見線でも使用されていた。豪雪の地から南国へ渡りヤンゴン環状線で活躍中だ。都市の環状線といっても緑が多くローカルチックな雰囲気の路線である(写真/米屋こうじ)
JR東海の太多線で使用された車両。ライトの下のRBEの表記は「RailBusEngine」の略称で日本製のディーゼルカーに用いられている。ズームレンズをワイドにして製造プレートに寄って撮影。製造から30年近く経ていることがわかる(写真/米屋こうじ)
(写真左)車内に日本語の表記が残っている。乗客にお願いし、「開」のドアボタンに指を添えてもらった (写真右)ラッピング塗装が施されたこの車両は「久留里線」で使用されたものだ。列車の走行写真を記録しようと、ロケハンして探した(写真/米屋こうじ)
マンダレー駅を夜明け前に出発した長距離列車。列車から見る日の出のシーンは格別だ。車窓風景はワイドレンズで撮ってしまいがちだが、あえて望遠ズームを使用して列車の姿と山の端から昇る朝日を入れて撮影した。終点のヤンゴンまで道のりは遠い(写真/米屋こうじ)
同じ列車で長い時間ヒザをつき合わせていると、言葉は通じなくとも自然とコミュニケーションが生まれるもの。小さな赤ちゃんを連れた若いご夫婦にお願いして、家族の様子を撮らせてもらった(写真/米屋こうじ)
ヤンゴンから列車で約2時間のバゴー。この駅から、ニャウンカシー支線へ乗り入れる1日2往復のローカル列車が発着する。車両はカラーリングもそのままの、もとJR北海道のディーゼルカーだ。北海道の風景をイメージして、タテ位置で空を大きく入れたアングルで撮影した(写真/米屋こうじ)