バッキンガム宮殿での晩餐会を前に、菊をモチーフにした「皇后の第二ティアラ」を着けた皇后雅子さま。宝石の存在感が強いカミラ王妃のティアラと、自然の造形美を細工に昇華した日本の職人の手による雅子さまのティアラとの個性の違いが興味深い=2024年6月25日、ロンドン
車でのパレード「祝賀御列の儀」に出発する天皇陛下と「皇后の第一ティアラ」を着けた皇后雅子さま。明治時代にドイツの金工師が製造したこのティアラは、60個のダイヤモンドがちりばめられ、中央には21カラットのダイヤモンドを戴く宝冠、と当時の新聞で報じられた。日本製の「第二ティアラ」との違いも際立つ=2019年11月、皇居・宮殿、JMPA
ご結婚の祝賀パレードで笑顔で応える当時の皇太子さまと「皇太子妃の第一ティアラ」が輝く雅子さま。ひときわ豪華で存在感のあるこのティアラは、 1922年に昭和天皇と香淳皇后の結婚の際に製作された=1993年6月9日
2016年、ベルギーのフィリップ国王夫妻を歓迎する宮中晩餐会で、「皇太子妃の第二ティアラ」を着用した雅子さま。アール・デコ調のこの宝冠のトップに飾られた真円の真珠とひときわ大きな中央の逆ドロップ(しずく)型の真珠を目を引く=皇居・宮殿
バッキンガム宮殿での晩餐(ばんさん)会を前に、国王夫妻との記念撮影に応じる天皇陛下と菊をモチーフにした「皇后の第二ティアラ」が輝く皇后雅子さま。カミラ王妃の宝冠は96個のルビーとピンクダイヤが輝く。自然の造形美を細工にした皇室のティアラとの個性の違いが対照的=2024年6月25日、ロンドン
皇后の「第一ティアラ」が頭上で輝く、明治天皇の妃の昭憲皇后。現在とはだいぶデザインが異なり、トップの9つの「星飾り」は取り外して花簪での使用が可能=1868年、宮内省(当時)提供
即位に伴う車でのパレード「祝賀御列の儀」に出発する天皇陛下と皇后雅子さま。雅子さまの顔の上で輝くのは、皇后の「第一ティアラ」。明治期につくられたドイツ製の宝冠で首飾りと純金のブレスレットには140個のダイヤモンドが使われた、と報じられた=2019年11月、皇居、宮殿、JMPA
即位に伴う車でのパレード「祝賀御列の儀」に臨む両陛下。雅子さまの額の上で輝くのは皇后の「第一ティアラ」。明治期につくられたドイツ製の宝冠で首飾りと純金のブレスレットには140個のダイヤモンドが使われた、と報じられた=2019年11月、皇居、宮殿、JMPA
24年の「新年祝賀の儀」で、ティアラを着用した愛子さま。透かし彫りの唐草文様は細く優雅な細工で、可憐な宝冠は愛子さまによくお似合い=2024年1月1日、皇居・宮殿
ひときわ大きく輝く「皇太子妃の第一ティアラ」と宝飾のネックレスを身に着ける、皇嗣妃の紀子さま=2024年1月1日、読者の阿部満幹さん提供
佳子さまのティアラと宝飾品一式は「ミキモト」が制作=2024年1月1日、読者の阿部満幹さん提供
「新年祝賀の儀」を終えた高円宮妃の久子さまと長女の承子さま。品のあるティアラがよくお似合い=2024年1月1日、読者の阿部満幹さん提供
皇后雅子さまの61歳の誕生日にあわせて公表された写真。御所の小広間で天皇陛下とお過ごし=2024年11月27日、皇居・御所、宮内庁提供
皇后雅子さまの61歳の誕生日にあわせて公表された写真。白い装いに金のブローチが美しく映える=2024年11月27日、皇居・御所、宮内庁提供
皇后雅子さまの61歳の誕生日にあわせて公表された写真。御所の小広間で天皇陛下と談笑されている=2024年11月27日、皇居・御所、宮内庁提供