カメレオン俳優と言えば、菅田将暉(25)も有名だが、彼もバラエティー番組やインタビューで失恋エピソードを披露している。学生時代、音楽やマンガなど自分の好きなことを彼女に語り過ぎ、「アツすぎてついていけない」と別れを言い出されたり、「指輪がほしい」と言う彼女にプレゼントしたら1週間後にフラれたり、視聴者が思っている以上に失恋を経験しているようだ。
さらに、失恋により小学生という若い時期に“人生の儚さ“を感じてしまった俳優も。スポーツ紙の芸能担当記者が言う。
「窪田正孝(29)がイベントで話していましたことがあるんですが、小学校の6年間ずっと片思いをしていた女子がいて、小6の時、その女子が窪田のことを好きらしいと友達伝えに聞いたそうです。で、バレンタインのチョコを期待するも、窪田と仲が良かった男子にチョコをあげる光景を窪田は目撃してしまったそう。これに、『人生って儚いな』と思ったそうです。イケメンには自分に自信を持っている人が多いですが、失恋という辛い経験をすることで打たれ強さも身に付く。ゆえに、そんな豊かな人間性が形成されていき、仕事の面でも成功できるのだと思います」
一方、芸能リポーターの川内天子氏は、彼らが今でも恋愛に対して真剣に向き合っていると証言する。
「恋愛がタブーな男性アイドルとは違い、菅田や綾野、窪田などのイケメン個性派俳優は、今でも恋多き男といったイメージですね。俳優としてデビューした後もバンバン恋愛していますよ。芸能界にいるのに恋愛することを恐れず、世間の反応など気にしない。彼らはカメレオン俳優と呼ばれていますが、恋愛することで感性が磨かれ、演技の幅も広くなっていると思います。恋愛という感情をおろそかにしてこなかったからこそ、今の活躍があるのではないでしょうか」
失恋は恋をした時のドキドキ感から告白する時の緊張感、フラれた時の絶望感までいろいろな感情を知ることができる。そんな経験を大切にしてきたからこそ、役者業で成功しているのかもしれない。(ライター・丸山ひろし)