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10日、衆院選は公示された。街頭演説や選挙カーでの名前の連呼が始まった。各党自分の政党の政策をピーアールするが、今回の選挙、多くの国民が投票先に悩んでいるのではないだろうか。
そこで、今回は、『日本一やさしい「政治の教科書」できました。』(朝日新聞出版)から、ジャーナリストの津田大介さんが、AKB48の加藤玲奈さん、向井地美音さん、茂木忍さんに行った、選挙についての授業を紹介したい。
■せめて、マシな政治を選ぶには
津田大介:さて、長かった授業も、これで最後ですね。
加藤玲奈:これまで授業を受けてきて、やっぱり自分の意見に近い人や党を探して、選びたいなと感じています。
津田:そうですね。投票先の選び方に「正解」はありませんが、判断の基準を個人にするか、党にするかを考えて選ぶことがポイントになりますね。
茂木忍:候補者や党から発信している情報をチェックする以外に、自分の考えにあう人や党を見つける方法はないんでしょうか?
津田:ネットにあるサービスを使って投票先を考える方法もありますよ。選挙期間になると、各新聞社などが「ボートマッチ」というウェブサイトを設けます。
加藤:ボートって、あの「船」の……?
津田:いえ、「boat」ではなく「vote」のことで、「投票」という意味です。マッチは「match」で「合う」という意味。つまりボートマッチとは、「自分の考えと、各政党(候補者)の考えがどれだけ一致しているか、自動で測定してくれるサービス」のことなんです。
向井地美音:じゃあそれで一致度の高い候補者を選べばいいんだ。面白い!
■争点を知り、自分の考えに近いところを探す
津田:ボートマッチでは、アンケートのようにさまざまな質問に答えていくと、最後に結果(各候補者との一致度)が出ます。実際に「2014年衆院選」のときのサイトを見てみましょう。
茂木:憲法についての質問で、「改正して自衛権を明記したら……」とありますね。憲法9を改正したら、戦争につながるかどうかという議論のことでしょうか。難しいなあ……。