お天気お姉さんが突然泣きだした――12月1日、NHK山形の夕方ローカルニュースで気象情報を担当する気象予報士・岡田みはるさん(39)がOA本番中、泣きながら情報を伝えるという“衝撃”の様子が瞬く間に広がった。
騒動は3日、NHK・籾井勝人会長が定例会見の席上、「ちょっと混乱しただけ。もう少し余裕があってもいい」と異例の擁護コメントを発表するに至った。
今回の騒動、彼女と同じ立場にある女性アナウンサーたちはどうみているのか。現役女性アナたちに聞いてみた。
「最初、若い20代の新人がミスをして泣いてしまったのかと。でも30代後半とわかり驚きました。年齢は関係ないのかもしれませんが……。心配ですね」
かつて情報番組でキャスターを務めた女性フリーアナ(30代後半)はこう語る。ネット上では局内のいじめ説まで飛び交っている。
――そもそも生番組の本番中、アナが泣くことはあるのでしょうか?
「ある女子アナがうまく番組進行できなくて、自分のふがいなさに本番中泣いているのは見たことはあります。今回ほど話題にはなりませんでしたが……」
――NHKでは「ミスをして混乱した」と発表していますね?
「準備していたものと違う画面が出てきて手元の資料が使えなくてパニックになることはあります。でも、それだけで泣くでしょうか? 『当初想定していた中継画面と違っていて混乱した』というNHKの発表通りなら、混乱というより放送人としてご自分の力不足、悔しさを嘆いての涙だったのかなと……」
――局内でのいじめやきつい叱責があったのでは、と心配する声もあります。