10月23日から公開されている映画「きみの瞳が問いかけている」で、吉高由里子とW主演を務めている横浜流星(24)。今年は「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」(日本テレビ系)「私たちはどうかしている」(同)と、立て続けに主演ドラマが放送された。若手俳優がひしめき合う中、躍進を遂げている。
横浜が注目を集めるキッカケとなった作品といえば、昨年1月期に放送されたドラマ「初めて恋をした日に読む話」(TBS系)だろう。主演・深田恭子の恋の相手で、ピンク色の髪の“ユリユリ”こと由利匡平役で大きなインパクトを与えた。その後、「あなたの番です -反撃編-」(日本テレビ系)「4分間のマリーゴールド」(TBS系)と連続ドラマに引っ張りだこに。また、「チア男子!!」「いなくなれ、群青」など主演映画も公開。昨年、一気にブレイクし、今年も高い人気を維持しているという印象がある。
短期間でブレイクした理由についてテレビ情報誌の編集者は「真面目な性格がプラスに働いているのでは」と分析する。
「先日、放送されたバラエティ番組で自身の悩みを明かしていました。それは『面白くなりたい』という悩みで、頭が固く、話を振られた時や突っ込まれた時に『僕はこう思います』みたいな真面目な返ししかできないのだとか。また、8月に放送された番組では『1日休みだったらどう過ごす』という質問に、『家で何も考えずに無になりたい』と返答。気付いたら夕方になるまで壁を見つめていたこともあるそうで、自身いわく『座禅と同じ感覚』だそうです」
実直な人柄が伺えるが、「TOKIOカケル」(フジテレビ系、10月21日放送)に出演した際も、芸能界に入った頃からずっと貯金をしていたことを告白。初めて大金を使ったのは1人暮らしをするための資金だったという。真面目で堅実な性格の持ち主のようだ。
「ちなみに、理想の女性のタイプは『大人しくて芯がある人』だそうです。映画のイベントで話していたのですが、明るいか大人しいかでいえば、大人しい子の方に惹かれるとか。また、10月に放送されたバラエティ番組では『応援してくれる方々にインスタグラムで発信をしたいのだけど、上手く発信できない』という悩みも明かしてましたね。上手い人は少しのオフ感を出せるのに、自分は『仕事モードです』みたいになってしまうそうです。確かに悩んでいるのかもしれませんが、そんなチャラチャラしてないところは好印象ですよね」(前出の編集者)