実は、日本人がサル呼ばわりされ始めたのは最近のことではない。少なくとも05年にはネット上で相当にあげつらわれていたようだ。05年8月の韓国大手紙にはすでに「なぜ日本人をサルと呼ぶのか?」と題した記事が掲載されている。
記事によると、ある韓国人ネットユーザーが、なぜ日本人をサルと呼ぶのか、ネットで質問をしてみた。返ってきた回答のうち、サルそのものと直接結びつけたものでは、
「サルは尻が赤いだろ。尻の赤い様子が日本の国旗と似ているからじゃないの?」
「日本の奴らはひっきりなしにサルみたいに騒ぎ、調子に乗るので、そう呼ばれているんじゃないか?」
「日本人は顔がサルに似ているから」(注・日本芸能界で活躍する美人タレントの多くがコリア系と韓国人は思っているフシもある)
とても愉快とは言えない、相当なこじつけが目立つ。
※AERA 2013年3月25日号