レディー・ガガ、米大統領就任式で身につけていた金色の鳩のブローチに込めた想いを明かす
レディー・ガガ、米大統領就任式で身につけていた金色の鳩のブローチに込めた想いを明かす
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 現地時間2021年1月20日に行われたジョー・バイデン米大統領とカマラ・ハリス米副大統領の就任式での国歌独唱中に、巨大な金色の鳩のブローチを身に着けたレディー・ガガの心には平和への想いがあった。

 ふっくらとした、床までの長さのあるスキャパレッリの赤いスカート、長袖の黒の上着と黒い革手袋という彼女の衣装は、映画『ハンガー・ゲーム』を彷彿させるとネット上を沸かせ、鳩のブローチは、同作でジェニファー・ローレンスが演じた主人公カットニス・エヴァディーンが身に着けていたモッキングジェイのピンバッジと比較された。

 ガガは、このアクセサリーを身につけた背後にあった想いと分断された米国への自身の希望について「オリーブの枝を運ぶ鳩。私たちがお互いに和解することができますように」とTwitterで説明した。

 前上院議員で副大統領を2期務めたジョー・バイデン、そしてハリス前上院議員の歴史的な就任宣誓に先立って、ガガは鳩のブローチに合わせたゴールドのマイクを手に、アメリカ国歌「星条旗」を力強く歌い上げた。

 ガガはこの前日、米国会議事堂でリハーサルを行った際に、「明日がすべての米国人にとって平和な日になることを祈ります。憎しみではなく愛の日。恐れるのではなく、受け入れる日。国として将来の喜びを夢見る日。非暴力的で、私たちの魂に安全を提供する夢を。国会議事堂から愛をこめて」と、国会議事堂のロタンダの下にいる自身の写真と共にTwitterに投稿し、平和を祈っていた。

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