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この先1か月は、全国的に気温が平年より高い予想で、春本番は早く訪れそうです。気象庁が発表した、最新の1か月予報です。

この先1か月は 暖かい日が多い

気象庁より「1か月予報」が発表されました。

それによりますと、暖かい空気が流れ込みやすくなるため、向こう1か月全体の平均気温は、全国的に平年より高いでしょう。特に関東や東海、四国、九州南部では3月17日頃から「かなりの高温」が予想され、「高温に関する早期天候情報」も発表されています。

桜の開花や満開の便りが、続々と届くでしょう。ただ、北海道や東北、北陸の雪の多く残っている所では雪どけが進みそうです。屋根からの落雪や雪どけによる川の増水にご注意ください。

1週目 3月13日から19日

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週ごとに見ていきたいと思います。

1週目の3月13日から19日は、北日本を中心に平年より暖かい空気が流れ込み、全国的に平均気温が平年より高い予想です。今日11日に、広島で全国トップで桜の開花が発表されましたが、日本気象協会から発表された2021年桜開花予測(第5回)によりますと、13日に福岡では桜が花開き、16日には東京でも「サクラサク」予想です。この先も続々と開花の発表がありそうです。

天気は、日本海側で周期的に変化するでしょう。太平洋側は周期的に変化しますが、平年と同様に晴れる日が多くなりそうです。

2週目 3月20日から26日

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2週目の3月20日から26日も北日本を中心に上空には暖かい空気が流れ込むでしょう。このため平均気温は北日本や東日本、西日本で平年より高い見込みです。沖縄・奄美は平年並みか低い予想です。

冬物のコートやジャケットを、いつクリーニングに出すか迷う頃ですが、今年は早めに出すことができそうです。また、この頃には西日本でヒノキ花粉のピークをむかえる見込みです。花粉対策は、引き続き万全にしてお過ごしください。

天気は、北日本で低気圧や湿った空気の影響を受けるため、晴れる日が少なく、雨や雪の降る日がありそうです。東日本や西日本は、太平洋側を中心に晴れる日が多くなるでしょう。

3週目から4週目 3月27日から4月9日

3週目から4週目の3月27日から4月9日も、日本付近の上空では暖かい空気の流れ込みが続きそうです。全国的に平年より平均気温が高く、暖かい新年度となるでしょう。

日本気象協会から発表された2021年桜開花予測(第5回)によりますと、金沢で3月26日に、仙台では3月29日に開花するなど、桜前線は平年より早く北陸や東北まで進む見込みです。また、九州から近畿に加えて、東海や関東でも、ヒノキの花粉がピークをむかえそうです。花粉シーズンはまだまだ長いですが、対策をしっかりとしてお過ごしください。

天気は、北日本から西日本の日本海側では、春の天気の特徴である周期的な変化をするでしょう。北日本から西日本の太平洋側は、平年と同じように晴れる日が多くなりそうです。

※北日本=北海道、東北地方

※東日本=関東甲信、東海、北陸地方

※西日本=近畿、中国、四国、九州(奄美地方を除く)地方