NHK受信料を支払わない方法を教える党の立花孝志党首も出川の今後について、「ただちに対応しないとCMがなくなる」と訴える。

 立花党首は14日に自身のYouTubeチャンネルで動画を配信。約30年前、自分が過去に付き合っていた女優が枕営業をしていたと明かし、「芸能界というのはそういうところ。テレビというのは有限の電波なので出演するとものすごい利益が転がり込む」と話した上で、「おそらくマリエさんが言っている(枕営業を要求された)ことが本当だろうなと思います」と指摘。マリエに枕営業の誘いを止めてくれなかったことを告発された出川の対応について、「色々方法がある。ユーチューブなり、テレビなり、出川さんが出て、真顔で『マリエさんに対してそういうことはしていません。どうしてマリエさんはそういうウソをつくのか、私にはわかりません』と言えば、顔の表情でウソをついているか分かる」と論じた上で、警察に行くことを勧めた。

 SNS、ネット上では今回の騒動について、「いくらなんでも、片方だけが言っている内容で、それが原因で一気に仕事が減るなんてことはないでしょう。それだったら『あの人にこういうことをされた』って誰かが発信するたびに、真偽問わず、みんな仕事がなくなっていっちゃうよ」、「出川さん、マリエどちらの味方でもないけど、これで出川さんの仕事が激減するのはあまりに理不尽なのでは…」などのコメントが見られた。

 一寸先は闇というが、出川も予期せぬ形で騒動になり戸惑いが大きいだろう。今後の動向が注目される。(牧忠則)

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