小室圭さん(c)朝日新聞社
小室圭さん(c)朝日新聞社
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 秋篠宮家の長女、眞子さま(29)の婚約内定者、小室圭さん(29)とその母親と元婚約者の金銭トラブルで、元婚約者は27日、「代理人を通じて交渉したい」とコメントを出した。小室さん側が元婚約者に「解決金」を渡す意向を明らかにしたことを受けてのコメントで、元婚約者は、「交渉相手は圭さんではなく、佳代さん」と強調。その真意を読み解くと、両者のすれ違いは続きそうな気配だ。

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 一体なぜ、こうも差が際立ってしまうのだろうか。小室さんの母、佳代さんの元婚約者が出したコメントは、まず謝罪から始まった。

<私と小室佳代さんとの間の金銭問題が、いまだに世間を騒がせていることに関して、誠に申し訳なく感じております。>
 
 内容は、このように謝罪から始まり、一連への騒動やマスコミへの困惑、小室さんが「反論文書」から数日で「解決金」を提案するというチグハグな対応に対する混乱した心情がつづられていた。

<小室圭さんの文書が発表されて、私も数日間かけて文書を読みこんでいました。そんななか、日を置かずに先方から解決金の提案があり、さらに混乱するばかりで、しばらくは正常に物事を考えることが出来る状態ではありませんでした>

 元婚約者男性の代理人は、気持ちをこう推しはかる。

「元婚約者の気持ちに届いていないというか。息子のようにかわいがっていた圭さんに、一方的に否定されて傷ついているという心境でしょう。もともと圭君のお父さんと親しくしており、彼が亡くなったあとは、父親代わりになるという思いで、いろいろとやってあげたのでしょうから」

 つまり、宮内庁長官らが「理解した」とベタ誉めした小室さんの28枚におよぶ大作は、元婚約者にとって意味をなさなかったわけだ。

 さらに、今後の方針については、<代理人を通じて解決金についての交渉ができればと考えてます>としている。前出の代理人は、こう話す。

「2019年の夏に小室さん親子の代理人の上芝直史弁護士と3人で面会した時に伝えたこちらの主張は、次の3点でした」

(1)400万円は貸したという認識なので返してもらいたい(2)佳代さんと会って話をしたい(3)この金銭問題が眞子さまと小室さんの結婚の支障となることは望んでいない。

「最初の400万円の返済以外は、元婚約者の主張は変わっていません」

 今回のコメントでも強調していたのは、(2)と(3)についてだ。

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