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秋元康企画/原作の舞台「スタンディングオベーション」で、SixTONESのジェシーが舞台単独初主演を務める。75歳の英国王・ジョージ二世を演じる役者の役。舞台に臨むいまの気持ちを語った。
【前編/ジェシー「本当の地獄って今、ここ」 独特の“死生観”を明かす?!】より続く
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──舞台に立つ前は、どうやって気持ちをコントロールしますか?
ひたすら音楽を聴いてます。楽屋にスピーカーを持ち込むので、周りからは時々うるさいって言われます。
本番前はテンションを上げるためにアップテンポな洋楽なんかが多いけど、普段は昭和の曲をよく聴きます。玉置浩二さん、沢田研二さん、小田和正さんあたりが好きですね。
自分でもわかる歌詞なんですよ。今の音楽っておしゃれすぎてかっこよすぎて、逆に困っちゃう。昭和の曲ってシンプルに心に響くし、メロディーが激しくないから耳に優しくて落ち着く。歌っていても気持ちいいし、カラオケでもみんなで盛り上がれる。誰も嫌な気持ちにならないところがいいんです。
今回の舞台の企画/原作を担当される秋元康さんもいい歌詞をたくさん書かれてますよね。一番好きなのは、KinKi Kidsの「変わったかたちの石」。「川の流れのように」みたいなテイストなんですけど、どんな脳をしていたらああいう素敵な言葉が出てくるのか、めちゃくちゃ興味深いです。