ラジオドラマ『稲村ジェーン』に林遣都/恒松祐里が出演、サザン野沢秀行も
ラジオドラマ『稲村ジェーン』に林遣都/恒松祐里が出演、サザン野沢秀行も
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 1990年に公開された桑田佳祐の監督作『稲村ジェーン』をラジオドラマ化した『稲村ジェーン2021~それぞれの夏~』に、林遣都、恒松祐里、吉村界人、浅香航大、勝村政信らが出演することが分かった。

 ストーリーは『稲村ジェーン』の主人公・ヒロシが2021年の夏を生きていたらという設定で、75歳の“おじいさんサーファー”ヒロシが偶然出会った女の子が、映画の舞台である1965年にヒロシが共に過ごした一人の女の子のことを思い起こさせる、というシーンから始まる。

 もともと桑田佳祐のファンだった林は、ぶっきらぼうで冷めた性格だが、どこか心優しい一面も持ち合わせる主人公・ヒロシを重厚かつ色気のある声の演技で繊細に表現。ヒロインの波子役とヒロシが出会う女の子役には恒松祐里(NHK連続テレビ小説『おかえりモネ』、Netflixオリジナルシリーズ『全裸監督 シーズン2』)が抜擢され、全てを見透かすような大人びた発言をするヒロインを、可愛らしく、時にはミステリアスに演じている。

 そのほか、主人公の親友・マサシ役を吉村界人、ヤクザのカッチャン役を浅香航大、そして4人が集まるバーのマスター役を勝村政信が担当。そして、サザンオールスターズのパーカッショニスト・野沢“毛ガニ”秀行も特別出演する。野沢は桑田のオファーを受けて、映画『稲村ジェーン』に海浜組合員役で撮影に参加していたのだが、最終の編集段階で出演シーンが泣く泣くカットされてしまった逸話があり(幻の出演シーンは本編エンドロールに一部収められている)、映画の公開から30年以上の時を経て、今回のラジオドラマに出演することに。どのようなかたちで登場するのかは、放送で明らかになる。

 『稲村ジェーン2021~それぞれの夏~』は8月23日~26日の4日間にわたってニッポン放送で先行放送され、8月29日にTOKYO FM/JFN系列37局で一挙放送される。

◎番組情報
『稲村ジェーン2021~それぞれの夏~』
2021年8月23日(月)~8月26日(木)23:50~24:00、ニッポン放送で4夜連続オンエア
2021年8月29日(日)13:00~13:55、TOKYO FM/JFN系列37局でオンエア