北岡さんは現在、89歳で店からは引退したという。
店名は引き継がれて当時のまま。焼き鳥屋に入ると、はらみ、なんこつ、ハツ、たん、レバー、つくね、しろ、ネギ、ししとうなどのメニューの木製の看板がズラリと並び、どれも一律1本110円。
記者もカウンターで生ビールと一緒に焼き鳥4本をタレで注文した。口の中に鶏肉とタレの味がじゅわーっと広がり、極うま。1本110円の安心価格だと思うとなお、おいしい。
地方の地酒がたくさんあって充実していた。眞子さまもここで焼き鳥の味を堪能されたのだろうか。
北岡さんは元教員だったが、店を始めた理由をこう話した。
「うちはたまたま、ICUに近かったから、学生たちのバイトも多くて焼鳥屋を始めたんです。ICUの学生がやっているというので、人気が出たんですよ。バイトの80%はICUの学生だし、お客さまもICUの学生が多かった」
眞子さまは大学近くにあるラーメン店「ぐうたら」にも現れたという。店の看板には、「闘魂たまぞう 火炎あぶり仕込」と書かれていた。二人が婚約した17年に店を訪れると、こう話していた。
「うちの店の売りは濃厚とんこつスープやネギがたくさんのったラーメン。眞子さまはここへ何度か来られていたようで、マスコミ数社から取材や問い合わせがありました」(店員)

2人が結婚後の生活を夢見るアメリカ。小室さんが勤務する法律事務所はニューヨーク市マンハッタンの中心街にあることから、マンハッタンで暮らすのではとも見られている。
元フジテレビアナウンサーで女優の山村美智さんは夫と一緒に2003年から08年までの5年間、マンハッタンの高層マンションで暮らした。ニューヨークの治安はどうですか。
「私の住んでいた頃は、9・11(2001年)の2年後でしたが、治安はすごく良かったんです。大雪の日に目の前の人が転んだら、4~5人がパッと助けに駆けつけるような。コロナで治安は悪化したと聞いていますが、生活に慣れてしまえば、日本より自由になられていいんじゃないですかね」(山村さん)
眞子さまはICU在学中に学芸員の資格を取得。東京・丸の内の博物館に5年半勤めた。ニューヨーク市マンハッタンにある世界最大級のメトロポリタン美術館に就職なさるとの報道もある。
お幸せに。(AERAdot.編集部 上田耕司)