
マイケル・ジャクソンの「THIS IS IT」を手がけた振付師、トラヴィス・ペインによって選抜されたダンスの精鋭が、「Travis Japan」のスタートだ。来年、結成10年を迎えるジャニーズJr.トップクラスの実力を支えるのは、メンバー各々のプロフェッショナリズムと互いの絆だった。
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──Travis Japan最大の魅力といえば、ぴったり息の合った「シンクロダンス」。秘訣は?
七五三掛龍也:10年ほど前、舞台「PLAYZONE」に出たとき、トラヴィス・ペインとステイシー・ウォーカーという二人の振付師さんに「手の先までそろえなさい」って毎日のように言われたから、根付いちゃってるところがあります。
川島如恵留:「この位置に手を出す」じゃなく、例えば「30度の角度に伸ばす」ってやらないと身長によって手の位置が違ってしまう。でも、表面上でそろえることで終わらせないことを心がけてます。
吉澤閑也:そろえるところはそろえるけど、それぞれの個性もリスペクトしあっていて。だからこそ心がシンクロする。ケンカするとダンスが乱れるから、心の状態はシンクロにもろに出ると思います。
松田元太:踊っているときは絆を感じますね。やっぱ、ダンスが大好きなグループ。「こいつ、この音をとってるんだろうな」って感じながら踊って、共有できる感じがトラビスっぽい絆だなって。
中村海人:ステージに立っているときは、一人で戦ってるわけじゃないんだって強く感じます。
──ほかにも、メンバーの絆を感じるときはありますか?
宮近海斗:メンバーとしゃべっているときとか。ワーワーくだらないことを言いあって、笑ったり笑わなかったり、寝てたり。みんなで一緒の時間を過ごしているなあって。
松倉海斗:やっぱご飯会ですねー。最近はあまり行けてないけど、7人でメシに行くと、「これからどうしていく?」ってアツい夢とかを語り合って、頑張っていこうぜって肩組んで。そういうとき、やっぱりTravis Japanでよかったなと思いますね。