だが、三崎氏は今月12日に配信した動画で、「ウーバーイーツをやってるって話を聞いていたんですけど、別に全くやってなくて。『青汁ヒルズ』にバーがあるんですけど、そこで1日10杯ぐらいとか飲んだくれたりしているらしいんですよ。部屋も汚いんでそろそろ追い出した方が良いんじゃないかと思っているんですよね」と表情を曇らせた。困っている人たちに手を差し伸べるのが三崎氏の信念だが、「改善の余地がない人にそういう手を差し伸べてもあまり意味はないんじゃないかなと思うようになりました。見放すのも優しさなんじゃないかなと思っています」と悩める胸中を吐露。「へずまを助けたいという熱はだいぶ冷めてきましたね」と突き放した。

 へずま氏は「迷惑系YouTuber」として活動していた際、会計前に魚の切り身を食べた窃盗やTシャツが偽物だとクレームをつけたとして窃盗、威力業務妨害などの罪に問われた。名古屋地裁岡崎支部が8月に懲役1年6カ月、保護観察付きの執行猶予4年の一審判決を言い渡したが、控訴している。10月に投開票された参議院山口選挙区の補欠選挙に「NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で」(NHK党)の公認で立候補した際は、「1万票いかなかったら引退する」と宣言していたが、6809票で落選。SNS引退を表明したが、わずか4日後に自身のツイッターに「ちょりーす」と書き込み、「一般人は暇すぎるから有名人に戻るわオラ」と引退を撤回した。

「迷惑系YouTuberで一時稼いでいたように、一度甘い蜜を吸うと地道に働く生活ができないのでしょう。ただそんな甘い意識では社会に適応するのは厳しい。何度も嘘をつく方は罪の意識がないかもしれませんが、嘘をつかれたり裏切られた人は離れていく。自分の置かれた厳しい立場を認識した方が良いと思います」(スポーツ紙芸能担当記者)

へずま氏が三崎氏に誓った再出発への決意は本物ではなかったのだろうか。(松木歩)

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