PREP、新しいサウンドの要素を探求した「The Kid」公開
PREP、新しいサウンドの要素を探求した「The Kid」公開
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 2020年に待望のファースト・フル・アルバムをリリースした英ロンドンの4人組シティ・ポップ・バンド、PREPが、久々の新曲「The Kid」をリリースした。

 「“The Kid”は、80年代の映画に出てくる不安な年配の男が、自分の領域を脅かす若者を見下すような話し方をイメージしたんだ。この曲は、昔一緒にいた人が新しいことに移っていくのを見て、今になって初めて、自分が持っていたものがいかに良いものだったかに気づく、そんな感覚を表現しようとした曲なんだ」とヴォーカルのTomは新曲について説明する。

 2020年のセルフタイトル・デビュー・アルバム以来のリリースとなる「The Kid」で、バンドは新しいサウンドの要素を探求している。「“The Kid”は、僕とGiomがスタジオでふざけていた時に始まったんだ。コーラスのコードを弾いたらいい感じになったから、それをループにしたら、あとは自然にできたんだ。オフキルターなイントロはGiomが追加し、Tomが歌うと、すべてが一つになったんだ。生ドラムを使わずに曲を作ったのはこれが初めてで、僕らにとっては出発点なんだけど、それでもPREPの作品であることは間違いないと思う」とキーボーディストのLlywelynは振り返る。

◎リリース情報
配信シングル「The Kid」
配信中
https://ffm.to/The-Kid

Photo: Em Cole