現地時間2022年2月23日、現在北米ツアー中のビリー・アイリッシュが、米トーク番組『レイト・ナイト・ウィズ・セス・マイヤーズ』に出演し、【アカデミー賞】にノミネートされた映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の主題歌の制作や、米国民的番組『サタデー・ナイト・ライブ』(SNL)のホストと音楽ゲストを兼任したこと、さらにはジェームズ・ボンド役のダニエル・クレイグが信じられないほど魅力的だったと語った。
ビリーは、兄でプロデューサーのフィニアスと映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の主題歌制作中にダニエル・クレイグに会うことができたと明かし、とても緊張したと振り返った。彼女は、「彼は、ジェームズ・ボンドですよ!彼はDILF(性的魅力を持った年上男性)です!」と大胆なコメントで司会者のセス・マイヤーズを驚かせた。また、ダニエルの青い瞳が、スクリーンで見るのと同じぐらい気持ちを和ませるというビリーの意見に、司会のセスは心から同意した。二人が自分たちの青い瞳はダニエルとは比べものにならないと話した後、ビリーは「彼の瞳は信じられないほど、もの凄いんです!会った瞬間に、“ワオッ”て感じでした」と説明した。
また、ビリーは2020年2月にリリースし、米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で16位にランクインした「ノー・タイム・トゥ・ダイ」の制作秘話を明かした。彼女は、同映画のオープニング・シーンが書かれた台本を渡され、「文字通り、それ(台本)が曲を書いたんです」と台本が役に立ったと述べた。さらに、この機会を得るためにはオーディションを受けなければならなかったと説明し、ビリーは「エゴではなくて、“完璧でなければならない”と心から感じました」と振り返った。
ビヨンセやリン=マニュエル・ミランダと並んでビリーとフィニアスは、3月27日に開催される【第94回アカデミー賞】で<歌曲賞>にノミネートされている。彼女は、授賞式に向けて『SNL』に出演した時と同じぐらい緊張していると明かした。同番組にレギュラー出演するケイト・マッキノンと一緒に行ったホテルのCMのスキットでのキャラクターを演じ切るのが難しかったと話し、「笑い死にそうで、(笑いをこらえていたため)爆発しそうでした。本当に、苦しかったです」と続けた。
【アカデミー賞】ノミネートと『SNL』出演に加え、彼女は近々発売予定の“Eilish”と名付けたフレグランスも紹介した。また、ファンがコンサートに持参する、ときに風変わりなサインを読みながらパフォーマンスをするのは難しいと明かした。司会のセスは、例として「マイクに向かってゲップして」や「私たちはずっと一緒だよ」などと書かれたサインの写真を紹介した。ビリーは、「一番最初の頃からファンとの繋がりが最優先だった」と語り、「それなくして、これらのことをやりたいとは思いません」と述べた。
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