ハリソン・ミルズとクレイトン・ナイトによるプロダクション・ユニット、オデッザが、5年ぶりとなる最新作『The Last Goodbye』を2022年7月22日に発売することを発表し、新曲「Love Letter (feat. The Knocks)」を公開した。
ダイナミックでエモーショナルなヴォーカルと壮大なシンセ・サウンドが特徴の本楽曲でのオデッザとのコラボレーションについて、米ニューヨークの人気エレクトロポップ・デュオ、ザ・ノックスは次のように語っている。
「この曲は、とてもワイルドな曲なんだ!5年前に作り始めて、最終的な形に仕上げるまで何度もバージョンを変えてきた。この曲には何か特別なものがあるとずっと思っていたんだ。何度も作り直して、大変な思いをしたんだ。この曲が素晴らしいことは分かっていても、完全な形にするのには苦労したよ」
「あるフェスティバルのバックステージで、お互いファン同士だったオデッザと出会い、一緒に曲を作ろうという話になった。アイデアを何度も出し合ったよ。彼らは“Love Letter”を気に入ってくれて、リモートで作業することになったんだ。1年ほど経って再会したとき、彼らは“自分たちの考えがまとまっていない”と言ったので、また振り出しに戻ることになったんだ。ところがある日、彼らから突然“できたよ!”というメールが届いた。この新しいバージョンは、私たちの度肝を抜くような出来で、ようやく完成に至ったんだ」
シンフォニックで広大、そして感情を揺さぶるオデッザの最新作『The Last Goodbye』は、デュオにとってこれまでで最も野心的なアルバムとなった。ノスタルジックでありながらも、新鮮に鳴り響くこのアルバムは、つながりと追憶をテーマとした壮大な音楽体験をリスナーにもたらす。新しいものと古いものの両方が織り込まれたこのアルバムには、ホームビデオや催眠療法セッション、さらにはデュオの両親の声などの私的なオーディオクリップが散りばめられている。
ゲストにはザ・ノックス、ベティ・ラヴェット、マロ、ラプスリー、 オーラヴル・アルナルズ、ジュリアナ・バーウィック、イジー・ビズ、チャーリー・ヒューストンといった豪華な面々が名を連ねている。
このアルバムについて、オデッザは「この数年間、自分たちが何者なのか、自分たちがやっていることはどういうことなのか、そして最終的には誰のためにやっているのかについて考えることができた。そして、家族や友人が私たちに与えてくれた影響や、私たちがこの人生を歩む中で、どのようにそれを伝え続けたいかということに焦点を当て、インスピレーションを得ることができた。私たちが愛する人たちは私たちと一緒にいて、ある意味私たちの本質的な一部になっているという事実に、私たちは安らぎを覚えた。本当に“最後のお別れ(Last Goodbye)”ということはあるのだろうか?僕らは、そんなことはないと思ってる。だから、僕らから君たちへこれを送るよ」と語っている。
最新作『The Last Goodbye』は7月22日にCD、LP、カセット、デジタルでリリースされる。国内盤CDには歌詞対訳と解説が封入され、ボーナス・トラックが追加収録される。輸入盤CDは通常盤に加えてステッカーとワッペンが特典として付属するデラックス輸入盤CDで発売される。またLPは通常盤2LP(ミント・ヴァイナル+DL)に加えて限定盤2LP(ミント・ヴァイナル+DL+アートカード)でも発売される。
◎リリース情報
アルバム『The Last Goodbye』
2022/7/22 RELEASE
<国内盤CD>
BRC701 2,20円(plus tax)
<トラックリスト>
01. This Version Of You (feat. Julianna Barwick)
02. Wide Awake (feat. Charlie Houston)
03. Love Letter (feat. The Knocks)
04. Behind The Sun
05. Forgive Me (feat. Izzy Bizu)
06. North Garden
07. Better Now (feat. MARO)
08. The Last Goodbye (feat. Bettye LaVette)
09. All My Life
10. Equal (feat. Lapsley)
11. Healing Grid
12. I Can't Sleep
13. Light Of Day (feat. Olafur Arnalds)