U2のボノ、テイラー・スウィフトのファンだと明かす「僕はスウィフティー」
U2のボノ、テイラー・スウィフトのファンだと明かす「僕はスウィフティー」
この記事の写真をすべて見る

 2022年10月28日に放送された英BBCの人気トーク番組『ザ・グラハム・ノートン・ショー』に、テイラー・スウィフトとU2のボノが出演した。テイラーは最新アルバム『ミッドナイツ』、ボノは回顧録の『Surrender』について話しつつ、今後のコラボの可能性にも言及した。

 司会者のノートンに、「一緒に仕事をしたことは?」と聞かれると、テイラーが、「まだです。でもあとで(コラボについて)話し合います」とすかさず返している。この時彼女は冗談を言っていたのかもしれないが、実はテイラーとボノは以前にも交流があり、U2の故郷であるアイルランドのダブリンでコンサートを開催した際にバンドから赤いバラの花束が楽屋に届けられたそうだ。

 「僕はスウィフティー(テイラーのファンの総称)だからね」とボノが言うと、その言葉に感激した表情でテイラーは胸に手を当てながら余韻に浸り、「彼はとても親切で、私がダブリンで演奏したときにはバラの花を贈ってくれたんですよ。自分の手柄にしようとしない……本当に素晴らしい人なんです。彼は本当に偉大で思いやりがあって、まさに最高です」と大絶賛した。

 テイラーの言葉を聞いたボノは、「一杯やらなきゃ」と、照れくさそうにドリンクに手を伸ばした。

 ノートンは、それぞれの新しいプロジェクトや、ほかにゲスト出演していた俳優のエディ・レッドメインとアーセナル・ウィメンFCのアレックス・スコットについて話を始める前に、テイラーが14歳のときに米ナッシュビルの非常にニッチなイベントで演奏したことなど、初期のライブ・パフォーマンスの写真も紹介しながら場を盛り上げた。

 スナップショットを見ながら、テイラーは、「これは私にとって大きな出来事でした。14歳で、【ナッシュビル・ラバー・ダック・レース】というイベントだったんですが、そのとおりのものでした。ゴム製のアヒルを川に入れて、誰が勝つかを競うんですが、私はその公式エンターテインメントだったんです」と振り返り、「それが全観客でした」と、後ろ姿が映っている3人を指して語った。

 テイラーはこのほかにも『ミッドナイツ』のコンセプトや初期アルバムの再レコーディング、「オール・トゥー・ウェル」のショート・フィルムの制作、そしてかつてレッドメインと行った悲惨なオーディション/スクリーン・テストについても語った。また、次のツアーについては何も明らかにしなかったものの、“割と近いうちに”行われる予定であることは明かした。