【第95回アカデミー賞】レディー・ガガ、レッド・カーペットで転倒したカメラマンのもとに駆けつける
【第95回アカデミー賞】レディー・ガガ、レッド・カーペットで転倒したカメラマンのもとに駆けつける
この記事の写真をすべて見る

 【第95回アカデミー賞】に出席したレディー・ガガの1日は、「Hold My Hand」のサプライズ・パフォーマンスから不運なカメラマンに救いの手を差し伸べたりと様々な出来事に満ちていた。

 レッド・カーペットを歩いている際、ガガは転倒しそうになったカメラマンに気づくと、一目散に彼のもとに駆けつけている。米Access Hollywoodが公開した映像には、ガガがレッド・カーペットを引き返し、このカメラマンの状態を確認しに行く様子が映し出されている。ガガはカメラマンと言葉を交わし、彼の無事を確認すると、凛とした表情で再びレッド・カーペットを歩いている。

 映画『トップガン マーヴェリック』に提供した「Hold My Hand」で<歌曲賞>にノミネートされていたガガだが、直前に急遽パフォーマンスを行うことが明らかになった。授賞式のエグゼクティブ・プロデューサー兼ショーランナーのグレン・ワイスは、授賞式の数日前に行った会見で、ガガが映画『ジョーカー』の続編『Joker: Folie a Deux』の撮影で多忙のため、パフォーマンスしないことを明言していた。

 当日ガガは、「Hold My Hand」をシンプルなバンド編成で披露していた。歌唱を始める前に、彼女は「この曲は、映画“トップガン マーヴェリック”のために、私のスタジオの地下室で友人のブラッドポップと一緒に書きました」と前置きすると、「私にとって非常にパーソナルな曲で、私たちは皆、お互いを必要としていると思います。人生を歩むためには、たくさんの愛が必要で、時にはヒーローも必要です。私たちの周りには思いも寄らない場所にヒーローが数多くいますが、自分自身のヒーローになることも可能です。たとえ心が壊れそうであっても」と話していた。

 今年の<歌曲賞>は、映画『RRR』から「Naatu Naatu」を手がけた作曲家のM.M.キーラヴァーニと作詞家のチャンドラボースが受賞した。

 ガガは、2019年の【アカデミー賞】で、主演映画『アリー/スター誕生』から米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”首位を記録した、ブラッドリー・クーパーとのデュエット曲「Shallow」で<歌曲賞>に輝いている。