ダウンタウン
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 12月31日に放送された日本テレビ系の年越しお笑い特番「笑って年越したい! 笑う大晦日」は厳しい結果となった。

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 毎年の大みそか恒例で放送されていた人気番組「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 絶対に笑ってはいけないシリーズ」の休止を受けて放送された新たな番組だったが、世帯視聴率はビデオリサーチ調べで関東地区の第1部(午後6:30~9:00)が7.2%と前年の「笑ってはいけない」の17.6%から大幅に落ちた。第2部(午後9:00~深夜0:30)も5.6%と低調だった。「笑ってはいけない」はNHK紅白歌合戦の裏番組で2010年から11年連続で民放1位の視聴率を誇っていたが、今年はテレビ朝日系「ザワつく!大晦日」に民放1位を奪われる惨敗を喫した。

 MCにナインティナイン、バナナマン、千鳥、麒麟・川島明、フットボールアワー・後藤輝基、渡辺直美など実力派のお笑いタレントをそろえながら、なぜ大コケをしてしまったのだろうか。

「ガキ使の後の重圧もあったと思いますが、番組のコンセプトが明確でなかった。終始グダグダしている感じでMC陣も手探り感があった。身内の笑いが多く、視聴者は置いてきぼりを食ったように感じてしまったのではないでしょうか。人気芸人をそろえれば数字が取れる時代ではない。企画力が弱い上に、個人的にはMCが多すぎるように感じました。あれだけ人数が多いと、声もかぶるしそれぞれの芸人の持ち味が消えてしまう。女優の高畑充希が6時間ずっと進行を任せられていましたが、あまり効果はなかった。あの内容だとチャンネルを変える視聴者が多いのは無理もありません」(テレビ制作スタッフ)

 ネット上では、「率直に面白くなかった!ガキ使の『笑ってはいけない』は、初っ端のバスに乗る前から破壊力が凄いよね。今回は本っ当に物足りなくて、途中で紅白歌合戦にチャンネル変えた。やっぱ年納めはダウンタウンに笑わせてもらってしんどかった事も一旦忘れて年越ししたいなぁー」、「年の最後にダウンタウンの偉大さを痛感した1年でした。あの2人がいるだけで締まるとこ締まるしちゃんと面白い。やっぱりダウンタウンすごい」などの声が目立つ。

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