スポーツ紙芸能担当記者は「ダウンタウンの2人の実力は当然ですが、『笑ってはいけない』は企画も毎年ギリギリのところを攻めていた」と分析する。だが、同じやり方を踏襲するのが難しい時代になってきているという。

「コンプライアンスに厳しいご時世ですからね…。BPO(放送倫理・番組向上機構)の青少年委員会が昨年8月に、『痛みを伴うことを笑いの対象にするバラエティー番組』についての審議に入ることを公表しましたが、今回の『笑う大晦日』でも出川哲朗やダチョウ倶楽部の上島竜兵が体を張るコーナーもありました。どこまでやったらダメなのかこの線引きが非常に難しい。スポンサーや視聴者の反響を考えると、番組の企画も守りに入りがちになるのかもしれません」

 今後、「笑ってはいけない」は復活するのだろうか。ネット上ではTBS系バラエティー番組「水曜のダウンタウン」を大晦日に「特番で放送してほしい」という声も見られる。「ダウンタウン待望論」が多い中、今年の大晦日に戻ってくるか注目される。(竹下嘉男)

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