「形態模写がうまい選手はセンスがある。実際に柳や今永は打撃がいい。投手に限った話でなく、打者も他の選手の打ち方をものまねして練習したことできっかけをつかむケースがあります。ものまねを禁止することはナンセンスだと思います。ただ状況は考えなければいけない。大量得点差の場面や打つ気がないのにものまねをするのは挑発行為と取られかねないので、控えるべきでしょう」(スポーツ紙デスク)
田口は昨季33試合登板で5勝9敗4ホールド、防御率4.02。先発ローテーションで期待されたがなかなか結果が伴わず、救援に配置転換されてリーグ優勝、日本一に貢献した。田口自身は先発で結果を残したい気持ちが強いだろう。打席にも入るので打撃での貢献度も重要だ。相手球団を刺激しないように気を付けながら、得意の「強打者のものまね」を見せてほしいと願っている野球ファンも多いかもしれない。(安西憲春)