小学4年生の七ちゃんは「いじめられている隣の席の男の子を助けたい」という相談を送ってくれました。数多くの子ども向けライブを開催し、YouTubeチャンネル「おっぱっぴー小学校」も大人気の小島よしおさんが子どもの悩みや疑問に答えるAERA dot.の本連載。小島さんが提案する「手を伸ばす方法」とは
【要チェック!】子どもがSNSトラブルに巻き込まれないために親がやっておきたい6つのこと* * *
【よしおの答え】
七ちゃん、すごく行動力と勇気があるんだね! 先生に言ってもダメで、いじめをしている男の子に言ってもダメ……それでも自分にできることはないか考えて探して、さらに行動に移して、よしおに相談してくれたんだね。えらい! すごい行動力だよ!
悲しいことに、いじめってなかなかなくならないよね。世界を見渡してみてもいじめがない、って場所は少ないんじゃないかな。だから、世界ではいじめにどう対応しているのか気になって、少し調べてみたよ。
たとえばイギリスでは、「いじめはあるもの」として学校側は対策を立てていて、校内に監視カメラを設置しているんだって。そして、もしいじめが起きたら、いじめをしたほうに問題があると考えて、いじめをした子どもの親は講習を受けなければいけないみたいなんだ。
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