
現代人の脳には“毒”が溜まっている!
無意識に溜まった脳の“毒”を出して脳がみるみる若返る食事法を紹介する脳の若返りと認知症治療の専門医・白澤卓二医師が提案する衝撃の最新刊『脳の毒を出す食事』では、現代人の脳に溜まった毒を出し、脳の機能を上げる食事法を紹介している。
現在、認知症患者数は増加の一途。その発症を避けるには、40代からの脳のケアが大切だと著者はいう。本書では世界最新の医学で明らかになった認知症予防・改善策と、その研究からわかった脳のパフォーマンスを上げるために必要な食事を提案する。
自分なりにできることから始めよう
脳と体の解毒には、水分をたっぷりとって1日に7~8回は排尿をすることも大切です。トイレに行く回数が少ない人は、水分不足かもしれません。食事にも水分は含まれていますが、飲料水として飲む量は1日1~1.5リットルが目安です。寝ている間にコップ1杯程度の汗をかきますから、朝起きたらコップ1杯程度の水か白湯を飲むといいでしょう。その後はこまめに水分を補給します。水に限らず、抗酸化物質を多く含むコーヒーや、殺菌・抗酸化力があるカテキンが含まれている緑茶、ストレスを緩和するテアニンを含む玉露もおすすめです。
汗をかくことも大事になります。汗と一緒に排出される毒は全体の3%ですが、どうせやるなら、家事で多めに体を動かす、散歩で早歩きをするなどして汗をかければもうけものです。
本原稿は、白澤卓二著『脳の毒を出す食事』からの抜粋です。この本では、認知症など脳の機能不全の原因となる、現代人の脳に溜まった“毒”を出して究極の健康体になる食事法の提案と、実生活で使える7日間実践レシピを掲載しています。脳と体を健康にし、本当の意味での健康長寿を目指してみませんか?

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