栃木県の那須の魅力をご紹介します。
この記事の写真をすべて見る那須は花の宝庫
那須高原の中腹にある「那須フラワーワールド」では、例年4月下旬頃になると約20万株のチューリップが咲き乱れます。赤や黄、ピンク、紫などのチューリップが描き出す大地の芸術は「那須花(なすか)の地上絵」と呼ばれています。
そしてチューリップの少し後に見頃を迎えるのがレンゲツツジ。茶臼岳の中腹、標高およそ1100m付近にある「八幡つつじ群落」と「八幡南つつじ群落」には、あわせて約20万本ものヤマツツジやレンゲツツジが自生しています。23ヘクタールの土地いっぱいにツツジが乱れ咲く様子は壮観で、関東では最大級の規模です。
個性的な温泉地が点在
那須エリアには有名な温泉郷が二つあり複数の温泉地が点在しています。
【那須エリアの二大温泉郷】
▼那須温泉郷
那須七湯と呼ばれる那須温泉、三斗小屋(さんどごや)温泉、大丸温泉、北温泉、弁天温泉、高雄温泉、八幡温泉がある温泉郷。那須温泉郷の発祥と言われる那須温泉には、約1380年前に発見された元湯「鹿の湯」があり、今もなお現役の共同浴場として営業中。古き良き湯治場の風情を今に残す。
▼塩原温泉郷
全9種類のうち6種類の泉質が楽しめる温泉郷で、“温泉のデパート”と言われる。大網温泉、福渡(ふくわた)温泉、塩釜温泉、塩の湯温泉、畑下温泉、門前温泉、古町温泉、中塩原温泉、上塩原温泉、新湯温泉、元湯温泉の11の温泉地が点在。全国でも珍しい乳白色、茶褐色、黒色、黄金色、緑白色、薄墨色、透明といった7色の湯がある。
※記事の内容を修正しました(2020年3月26日)