![南アフリカ戦の直前、主将のリーチ・マイケルを先頭に互いの肩に手を置いてグラウンドを歩くメンバー。これまでの戦いでの自信と誇りが感じられる。1カ月の戦いの経験と実績は日本のラグビー界にとって大きな一歩となった (撮影/写真部・東川哲也)](https://aeradot.ismcdn.jp/mwimgs/0/1/840mw/img_01f3dc3007b070b522e91a82dbb47b16116458.jpg)
9月20日に日本対ロシア戦で開幕したラグビーW杯。日本はアイルランド、スコットランドと世界の強豪を撃破。悲願のベスト8入りを果たし、日本中を感動に包んだ。その激闘の1カ月を振り返る。
【9月20日(金)】
・日本30‐10ロシア
序盤、自国開催のプレッシャーからか、ミスが目立つ。しかし徐々に持ち直し、松島幸太朗のハットトリックと、田村優のペナルティーゴールなどで得点を重ね圧勝。日本の持ち味を出せ、幸先のよいスタートを切った
![【9月20日(金)】 日本30‐10ロシア (撮影/写真部・東川哲也)](https://aeradot.ismcdn.jp/mwimgs/7/d/840mw/img_7d5cbfb9784f745930fa45af866aae6364457.jpg)
【9月28日(土)】
・日本19‐12アイルランド
世界2位だったアイルランドとの戦いは、先制のトライを許すも、福岡堅樹のトライと、田村のペナルティーゴールで劇的逆転勝利。日本は鍛え上げた強いディフェンスと、スピードある攻撃を展開。この勝利は奇跡ではない
![【9月28日(土)】 日本19‐12アイルランド (撮影/写真部・東川哲也)](https://aeradot.ismcdn.jp/mwimgs/f/8/840mw/img_f8d14c7d19abda71cbcd5faa5fa0d1f2103134.jpg)
【10月5日(土)】
・日本38‐19サモア
「ただ勝つだけじゃ意味がない」。新たな目標を掲げた日本代表は、4トライを挙げボーナスポイントを獲得して勝利。この試合もダブルタックルが決まり、ことごとくサモアの攻撃の芽を摘んでいった。真の力を見せつけた
![【10月5日(土)】 日本38‐19サモア 撮影/写真部・東川哲也)
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【10月13日(日)】
・日本28‐21スコットランド
ベスト8への進出をかけた、日本ラグビーの試金石となる大一番。アタック、タックル、オフロードパスとすべてが決まり、得点差以上の試合運びで勝利。日本ラグビーの集大成ともいえるパーフェクトな戦いであった
![【10月13日(日)】 日本28‐21スコットランド (撮影/写真部・東川哲也)](https://aeradot.ismcdn.jp/mwimgs/d/2/620mw/img_d242e7d457e88e92268e8addbf88d9d535551.jpg)
【10月20日(日)】
・日本3‐26南アフリカ
4年前、「奇跡の勝利」をした相手に日本の強さを見せつけるべく万難を排して臨んだが、世界の壁が大きく立ちはだかった。しかし、この負けは終わりではない。ここから新たな日本のラグビーの時代が始まる
![【10月20日(日)】 日本3‐26南アフリカ (撮影/写真部・東川哲也)](https://aeradot.ismcdn.jp/mwimgs/5/5/840mw/img_55d4f5b496fcd3f4c33223edc032c525115584.jpg)
(構成/本誌・鮎川哲也)
※週刊朝日 2019年11月8日号
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