周囲からは「とても任せられない」「無責任」と、徐々に信用されなくなっていくので、それを感じ、余計に焦る。すると、自分にとって何が重要なのかが分からなくなってしまうのだ。
結果、人生の軸がぶれてしまうので、前には上手く進みづらくなることだ。
「何を重要視して生きていきたいのか?」
この「人生のプライオリティ」を考えて進められないと、大切な自分の時間を消耗するだけで人生が終わってしまいかねない。
このタイプと共に人生を歩むとするならば、よほど、パートナーとなる側の人間がしっかりと舵を握らなくてはならないが、“幸運”もなかなか巡っては来にくいので荷の重い作業になるのは否めない。
なぜならば、右往左往している人は“運気”の視点から見るとフラフラしているので、良い運気を授けにくいからだ。
以上、今回は不幸になる「残念な男」5タイプを紹介したが、いかがだっただろうか。
●自己承認の欲求が強すぎるのも不幸体質になりやすい
「不幸体質」としては男女問わず、これ以外にも「体の主成分が愚痴と不平不満でできている」とか「己の目には隣の芝が青く見えてしまう」とか「賞賛が欲しくてたまらないという自己承認欲求が強すぎる」なども例に挙げられる。
いずれも「良い運気」を遠ざけてしまう思考法になる。これらを自分なりに考察し、行動を改めることが「不幸体質」からの脱却を呼び、さらには「幸運」を引き寄せるスタートになると筆者は思っている。(鳥居りんこ:エッセイスト&教育・介護アドバイザー)