草刈健太郎さん(写真:本人提供)
草刈健太郎さん(写真:本人提供)

「『山上徹也被告に会いたい』とも」

 安倍元首相への殺人などの罪で起訴されたのは山上徹也被告(43)。世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の「宗教2世」で、母親の多額の献金で生活が苦しくなったことにより、「教団と深い関わりのある安倍氏を撃った」と供述。教団の友好団体「天宙平和連合」主催のイベントに、安倍氏が動画メッセージを寄せたことも知っていたという。山上被告の初公判は10月28日に予定されている。

「被害者も加害者も作らないことが与えられた使命だと感じているようで、『事件をしっかり受け入れて、これからも前向きに人生を生きる』といったことも話していました。心にズーンと響きましたね。体育館の窓は閉まっていたのに、不思議なことに風が吹き込んでくるような感じがしました」(同)

 草刈さんはこう続けた。

「『罪を憎んで人を憎まず』という精神を昭恵さんは体現しているように感じました。私はまだそんな気持ちにはなれませんが……昭恵さんは別の場で『山上徹也被告に会いたい』とも話していました」

(AERA編集部・上田耕司)

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