「14年通っている」という中国ラーメン店も
「6月には中国ラーメン『揚州商人』の渋谷店を訪れて、大好きだという酸辣湯麺を注文。4種類の麺の中から刀切麺を選び、『他のお店でも刀切麺は食べたけど、ここはダントツで美味しい』と絶賛する姿には、『14年通っている』という説得力がにじんでいました。また、4月の動画では『一蘭』に来店。『やっぱり、きくらげがいっぱいあったほうがおいしい』『辛さは2倍くらいがちょうどいい』『仕事がない日ならニンニクも追加』と自身のこだわりを披露しています。後藤のラーメン動画は視聴者からも『素のゴマキが見られて嬉しい』『シリーズ化してほしい』との声が飛び交い、再生回数も他より伸びている印象です」(IT系ライター)
後藤といえば、本業の歌手活動の他に昨年リリースした写真集「flos」が電子書籍の売り上げ歴代1位を記録。さらに、ヘアケア商品や香水のプロデュースも手掛けるなど、“美”の象徴としての立ち位置も健在だが、その一方で、YouTubeでは「2001年から来た15歳の後藤真希」という設定で、「Vtuber」チャンネルを開設するなど、活動の幅を広げている。
「モー娘時代から変わらぬキラキラ感や、衰え知らずの美貌でアイドルファンから女性まで幅広く支持されている後藤ですが、地元・江戸川区への愛を語るなど庶民派な一面も併せ持っていました。そこにラーメンキャラが加わったことで、“親しみやすいカリスマ”というポジションがさらに強化されたように感じます。歌手、モデル、タレント、配信者といった多面性を活かしながら、自らのペースで令和のエンタメ界を歩んでいる感じがします。そんな後藤にとって、ラーメン系YouTubeの活動は特別なことではなく、自然体でいられる場所なのでしょう」(前出・アイドルライター)
歌っていても、麺をすすっていても画になる後藤。まだまだ新しい魅力を見せてくれそうだ。
(泉康一)
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