
「コンビニ百里の道をゆく」は、ローソン社長、竹増貞信さんの連載です。経営者のあり方やコンビニの今後について模索する日々をつづります。
【写真】「お客さまによく声をかけられる」という50周年記念Tシャツを着用するスタッフ
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今年も暑いですね。7、8、9月と平年より気温が高めの予想だとか。ローソンではさまざまな熱中症対策を予定しています。名づけて「暑い夏を乗りきローソン!」です。
ローソンは6月に創業50周年を迎えました。まずは店舗従業員について、6月30日までの創業祭期間中のみ着用可能としていた「50周年記念Tシャツ」の着用を、8月31日まで延長します。「お客様によく声をかけられる」などの声がお店のクルーさんからは届いていて、好評のようです。
また、Tシャツは白地に「ローソン」の文字が入ったものや、制服モチーフのストライプのものを販売しているのですが、社員から「これで働いてもいいですか」という声もあり、オフィスでの着用をOKにすることにしました。
お店では50周年記念Tシャツ、社内では指定のローソンTシャツ。お店と一体感を出して、ローソン愛を持って働こうと。私も社内や店舗を回るときなどに着ていますが、涼しくてなかなか快適です。

お客様向けとしては、自治体と連携し、埼玉県と京都府の店舗で熱中症対策を呼び掛けるステッカーを掲出しています。この2府県に限らず、たとえばローソン店舗は信号のある交差点付近にも多いですが、信号が赤で渡れないとき、冷房のきいた店舗にちょっと立ち寄って、涼をとっていただくのもいいと思います。
また、制汗剤や日焼け止めなど夏を乗りきるための商品を、任意の店舗ではまとめて陳列し、お買い求めしやすい態勢にします。
そのほかにも、冷し麺や冷凍デザート・フルーツの50円引きアプリクーポンの配信など、さまざまなサービスも展開(冷し麺含む調理麺各種は7月21日まで、オリジナル冷凍デザート・フルーツ各種は7月15日から28日まで)。お客様と一緒に、この暑い夏を乗りきローソン!と考えています。
※AERA 2025年7月21日号
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