
11日放送の「金曜ロードショー」(日本テレビ系・よる7時56分)は、2024年公開の映画「キングダム 大将軍の帰還」がノーカット版で地上波初放送される。映画「キングダムシリーズ」の第4弾となる本作。伝説の大将軍・王騎(大沢たかお)VS最強の武神・龐煖(吉川晃司)の因縁の対決が見どころの一つだ。肉体改造が話題となった大沢たかおにまつわる記事を再掲する(この記事は「AERA dot.」に2023年9月26日に掲載されたものを再編集したものです。本文中の年齢、肩書等は当時のもの)。
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公開から約1カ月半で動員が358万人を記録し、興行収入も51億超を記録(9月11日時点)するなど、前2作と同様のヒットとなっている映画「キングダム 運命の炎」。続編となる4作目の公開決定も発表され、同シリーズへの注目度は高い。
シリーズの中で伝説の大将軍・王騎を演じ、筋肉隆々の体が話題となっているのが俳優の大沢たかお(55)だ。過酷なトレーニングで20キロ近く増量して肉体改造し、原作のファンからも「ハマり役」だと絶賛。原作の再現度と演技力の高さはひと際目立っている。
「王騎のキャラを作りこむため、1作目のときに18キロ、2作目ではさらに24キロ増量して撮影に臨んだと報じられました。『運命の炎』では、なんと4回も衣装の作り直しがあったとプロデューサーが話しています。サイズ計測から衣装があがるまで1カ月かかるそうなのですが、その間も大沢さんはトレーニングを怠らないので、体が大きくなってしまうからだそうです。増量方法に関しては、プロテインはアイスクリームや生クリーム、シリアルを入れたものを1日3回飲んでいると舞台あいさつで裏話を明かしていました。本人いわく『恐怖と隣り合わせになりながら20キロの増量をした』と話しており、壮絶な努力をしたことがうかがえます」(映画ライター)