
歌舞伎の世界に生きる人たちの姿を描いた小説『国宝』。映画で稀代の女形・立花喜久雄を演じた吉沢亮さん、オーディオブックで大作を朗読した歌舞伎役者の尾上菊之助さん、そして原作者の吉田修一さんが、作品や歌舞伎に込めた思いを語ってきました。AERA DIGITALに掲載した記事のなかから、『国宝』に関する6本の記事を紹介します。
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① 吉沢亮、映画「国宝」撮影途中に心境変化 台本読むのをやめ「もう、その場の生の空気で動くしかない」
https://dot.asahi.com/articles/-/257904
映画『国宝』で主人公の喜久雄を演じた吉沢亮さん。「歌舞伎の女形」という難しい役柄に挑戦した吉沢さんが、台本を読むのをやめ、現場の空気に身を任せた演技に切り替えた理由とは。
② 吉沢亮「確実に、今までの役者人生の集大成になった」 映画「国宝」原作者・吉田修一も「奇跡」と絶賛
https://dot.asahi.com/articles/-/258076
映画『国宝』で稀代の女形・喜久雄を演じた吉沢亮さんと、原作者の吉田修一さんが語り合った。吉沢さんが撮影現場を「贅沢で、幸せな空間だった」と振り返った『国宝』。吉田さんは、作品の映画化を「奇跡の積み重ね」と表現する。
③ 吉沢亮、女形の役作りに1年半、大きかった横浜流星の存在 吉田修一と語る映画「国宝」舞台裏
https://dot.asahi.com/articles/-/258071
映画『国宝』について語り合った、主人公の喜久雄を演じた吉沢亮さんと、原作者の吉田修一さん。1年半という長い時間をかけた役作りにあたっては、隣で練習を重ねる横浜流星さんの存在も支えになったという吉沢さん。撮影現場に何度か足を運んだ原作者の吉田修一さんは「喜久雄に会いに行く」という感覚だったという。
④尾上菊之助による『国宝』の朗読に作者の吉田修一「これはちょっとした事件」
https://dot.asahi.com/articles/-/129608
700ページ超の大作『国宝』のオーディオブックを朗読したのが、歌舞伎役者の尾上菊之助さんだ。著者の吉田修一さんは、聴いているだけで場面が浮かび、「まるで映画のよう」と絶賛する。
⑤ 尾上菊之助が吉田修一の『国宝』を朗読 「喜久雄の人生をともに歩んだ」
https://dot.asahi.com/articles/-/129607
小説『国宝』のオーディオブックで、700ページ超の大作を朗読した尾上菊之助さん。収録を通して「喜久雄の人生をともに歩んだような気持ち」と語る。歌舞伎の世界のリアルな描写に驚きつつ、「喜久雄の人生を通じて、歌舞伎を身近に感じていただけると思います」と敬意を示した。
⑥ 尾上菊之助「歌舞伎役者の心」を明かす 『国宝』吉田修一との対談で
https://dot.asahi.com/articles/-/119175
年齢とともに変わっていく芸のあり方、父と子の関係、継承されてきた歌舞伎の奥深さ……。700ページ超の大作『国宝』のオーディオブックを朗読した尾上菊之助さんと、原作者の吉田修一さんが語り合った。
(AERA編集部)

