ドラマ「Dating Game ~口説いてもいいですか、ボス⁉~」の完成報告イベント「Heart Opening Day」のステージでは、この6月21日に31歳の誕生日を迎える向井康二を祝う一コマも

 公開イベント終了後、タイのメディア向けに、向井、マーチ、そしてジュンジやヒルの同僚・ベイ役のユド、ジュンジの友人のシェフ・パット役のフルークのメインキャスト4人による会見取材が行われた。何十本ものマイクが並ぶ演台を前に、それに倍する数のカメラに囲まれながらタイ語のインタビューに答えていく。

 改めて予告編を観た感想を求められた向井は、こう語った。

「映像観て、とてもドラマが観たくなったし、たくさんスタッフさんと演者のみなさんと協力したドラマだから、やっぱりたくさんの人に観てもらいたいし、自分がいちばん観たい気持ちがいっぱいだし」「撮影期間はけっこう前やったんですけど、たくさんの思い出があふれでてきて、またみなさんと仕事したいなという気持ちにもなりました」

 一方、涙をあふれさせたことについて、「最初は涙を我慢しようとしたんですが」とマーチ。「このプロジェクトが始まってから、キャスト、チーム全員、特に康二とは一緒にいろんなことを経験してきたんです」「疲れも、撮影の大変さも、いろいろあった」と明かし、「トレイラーを見て、もうすぐ公開されると思うと、どう感じていいかわからなくなって、すべての感情があふれ出てきました。感動して、興奮しすぎて……康二がジャケットで隠してくれるまでは我慢してたんだけど、泣いちゃいました」と、向井さんの胸を叩くようにしながら、照れたように笑った。

 さらに、「ネタバレにならない範囲で、絶対観てほしいシーン」を問われると、「僕のお気に入りのヒントは、テント」とマーチ。向井は即座にタイ語で「あー、テントね!」と同意したあと、右手でマーチの口元を覆い隠すようにして「ここまで!」と止めてみせ、タイのメディア陣を笑わせる。

 その後ユドとフルークが、自分たちのヒントとなるキーワードは「雷」だと明かしたのを受け、向井が改めて、「テントのシーンはいいよね」「テントと雷ね。とてもいいシーンです」と語っているので、ぜひ注目したい。

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