第8位 カイト

 続いての曲も第9位と3票差で「カイト」がランクイン。この曲はNHKの東京オリンピック・パラリンピック放送テーマソングで、作詞・作曲は米津玄師が担当。そのため、「東京オリンピックが、一層楽しめました!」(60代、女性)という声も。

 東京五輪の思い出も含め「勇気が出る」(60代、女性)「心にしみる」(70代以上、女性)など「カイト」をおすすめする声が上がった。ラップが入るわけでも、アップテンポなわけでもない一曲だが、これも嵐らしさの一面。

「嵐の歌のうまさ、表現力がすごい表れていると思う」(10代、女性)

「嵐の見つめる未来が、彼方に広がっているような曲」(60代、女性)

「活動休止前のコロナ化最後、国立競技場で歌ったが忘れられません。キラキラソングも良いけど、しっとり歌い上げる大人になった今の嵐も素敵だと思います」(50代、女性)
 

「今も素敵」という言葉が、まさに長く愛され続けるゆえんだろう。
 

第7位 サクラ咲ケ

「カイト」とわずか1票差で第7位になったのが「サクラ咲ケ」。14枚目のシングルで、夢や目標に向かって進む人の背中を押してくれる“応援ソング”だ。嵐の「サクラ咲ケ」に応援されたという声が多く集まった。

「応援歌です、いつ聴いても」(50代、女性)

「苦しい時、とても励まされました!」(60代、女性)

「受験時に元気をもらった」(10代、女性)

「嵐のパブリックイメージ、誰かを応援する曲として典型的」(50代、女性)

「嵐が“背中を押してくれる”みたいな歌だから」(50代、女性)

「いつも前向きにさせてくれる曲です」(60代、女性)

「とても元気がでて背中を押してくれる曲だから」(60代、女性)

「人生スタートにふさわしいと感じる」(70代以上、女性)
 

 10代から70代までの幅広い年齢層からコメントが集まった。人生のあらゆる局面を、嵐の5人は応援してくれている。
 

第6位 One Love

「One Love」/ファン私物

 第6位は22枚目シングル「One Love」。松本潤が出演した映画「花より男子F(ファイナル)」の主題歌。“花男”では、「WISH」、「Love so sweet」も有名だが、甘く切ないラブソングの「One Love」は、「結婚式で流れた曲」(20代、女性)というように結婚式などで流れる定番曲でもある。

「嵐好きを知ってる息子が結婚式の時の入場曲にこの曲を使ってくれた。泣けた」(50代、女性)
 

 結婚式だけでなく、「彼との大切な思い出の曲」(40代、女性)「妻がお気に入りで、優しくて誰もが歌いたくなる曲調だと思います」(50代、男性)と、おすすめするコメントにもなんだか愛であふれていて、“百年先も愛を誓うよ”“君は僕の全てさ”という歌詞が心にしみる。
 

 60曲以上ある嵐のシングルだが、ベスト5には、“花男”のもう一曲は? デビュー曲は? ランクインしているのだろうか――。

(AERA編集部)

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