モデル・タレントとして活躍中の東原亜希さんは、15歳の長女・14歳の長男・9歳の双子(二女・三女)の母であり、柔道家の井上康生さんの妻でもあります。子育ての一番多忙な時期を脱したかのように思える現在ですが、「子どもたちの夢を応援することが、今の私の最大の仕事」と話します。東原さんの現在の子育てについて、たっぷりうかがいました。※前編<4人の母・東原亜希に聞く、ポジティブ子育ての秘訣 「手が回らなくなったら、子どもたちは急にしっかりしました」>から続く。

MENU 私の弁当は常に中身がほぼ同じ「デジャヴ弁当」 ストイックに柔道に打ち込む長女、全力で応援したい 子どもたちには生きた英語を学ばせたい 子育ては自育。だからこそ楽しんだ者勝ち

私の弁当は常に中身がほぼ同じ「デジャヴ弁当」

――東原さんのご主人である井上康生さんは、柔道指導者や大学教授として多忙を極め、海外出張も多い方です。4人のお子さんの育児にはあまり参加できなかったそうですね。

 はい、家事も育児も基本的には私の担当です。

 でもそれは、夫と結婚すると決めたときからわかっていたことなので不公平だなんて思ったことはありません。夫も本来なら一緒にいたかったはずなので、なるべく成長過程を動画で共有したりしていました。

子どもたちは父・井上康生さんから直々に柔道の指導を受けることも(提供)

――アスリートであるご主人のサポートをしつつ、4人を育て、仕事ではモデルやタレントのほかに、ご自身のブランドも立ち上げて商品開発もしています。1日24時間ではたりないのでは?

 私はよくばりなのでしょうか(笑)。やらずに後悔するよりやって後悔したい派です。

 でも、常に最優先事項は子育てです。土日は極力仕事を入れませんし、学校行事や授業参観は絶対に参加します。

 魅力的な仕事のオファーがきても、夕方4時以降からの仕事はお断りしていました。残念でたまらないけれど、仕事先にも家庭にも「すみません」と謝りながら働くのは失礼ですし、ご縁があればまたいつかきっとできると思って。

 家事もほどよく手抜きしていますよ。弁当なんて毎日ほぼ同じ。「デジャヴ弁当」って言っています(笑)。

 上の子2人は本気で柔道をやっているので、お弁当のごはんは1人2合。分量的にも栄養面でも市販のお弁当ではすませられませんから、「デジャヴ?」と思いながら日々つくっています。

東原さんの「デジャブ弁当」(提供)

――お子さんたちは柔道をやっているんですね。4人とも?

 はい、4人とも。 

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神素子
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