子どもたちには生きた英語を学ばせたい
――お子さんたちは英語の勉強もしているそうですね。
そうですね、せめて英語だけは(笑)。
一番がんばっているのは夫です。海外に行くことも多いので、5分でも時間があるとオンライン英会話をしています。
結婚してすぐイギリス留学したときには、「be動詞って何?」って聞いてきたのを覚えています。彼は勉強時間を削りに削って柔道に専念していたため無理もありません。でも現代はアスリートにも英語は必要不可欠だと感じているので、子どもたちにも英語だけは学んでほしいと思っています。
――英語はどのように学ばせていますか?
幼稚園はインターナショナルスクールだったのと、現在は週1回、英語教室に通わせています。あと、上の子たちは英検も受験しています。この春、2級に受かりました。
長期休みには海外に短期間の語学留学やホームステイにも参加させています。
双子は昨年の夏にカナダのサマースクールに3週間、2人だけで行きました。この春休みにもハワイの学校へ1カ月行っています。
長女も小4のときに、同級生のアメリカのおばあちゃんの家に1カ月ホームステイさせてもらいました。
――東原さんが現地に子どもを送り届けるのですか?
今は航空会社にも様々なサービスがあるので羽田でお見送りをしてその先はサポートサービスを利用しました。子どもだけで飛行機に乗るのが不安にならないよう、周りにも迷惑をかけないよう、日頃から飛行機に慣れさせてみたり、ちょうど津田梅子の伝記を娘が読んでいたので、「津田梅子は6歳で船に乗って海外に行ったんだね」と説得しました(笑)。
現地の空港にはお迎えの人がいるし、日本とは毎日LINEで連絡も取れるので、私もそこまで寂しさを感じることもありませんでした。


――高校や大学での海外留学も考えているのですか?
行ってほしいですが、柔道が強い国はやはり日本なので、柔道をやっている限り、留学は難しいのかなと思っています。
次のページへ子育ては楽しんだ者勝ち