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「AERA dot.」に最近掲載された記事のなかで、特に読まれたものを「見逃し配信」としてお届けします(この記事は1月1日に「AERA dot.」に掲載されたものの再配信です。年齢や肩書などは当時のもの)。

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 15000社の神社を巡り、集めた御朱印は4400以上。神職の方々や地域の方々に直接話を聞いて知見を深め、いまでは神職向けの講演会にも呼ばれる佐々木優太さん。

 2025年のはじまりをパワー最強の状態で迎えるためにも、ぜひとも参拝したい「最強神社」を、東日本編と西日本編に分けて3社ずつ教えてもらいました。

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【後編(西日本3選)はこちら

目に映らない「龍」から、目に映る「蛇」へ

 2025年は「巳年」で、2024年は「辰年」でした。「巳年=蛇」「辰年=龍」と考えると、この2つはなんとなく形が似ていますよね。

 龍は伝説上の生き物。実際には姿かたちを見ることはできず、我々が目にしているのは、あくまでも想像上の姿です。しかし、「龍神」とも呼ばれるように、古くから神として崇められてきました。

 一方で、蛇は実在する動物です。蛇は何度も脱皮することから、「成長」「発展」のイメージをもつ縁起のいい動物。古くから神話にも登場し、弁財天や宇賀神の神使(しんし=神様に代わって人々に働きかける動物)でもあります。

 ここからは僕の考えですが、龍は「目に映らない水」であり、蛇は「目に映る水」のことではないかと、1万5000社以上の神社を巡って気づきました。

 ふだん見えないけれど、地下を流れている地下水脈は、地中をうごめく龍に見立てられ、神とされている。それが地上に出てきて、我々の飲み水になったとき、水は蛇に見立てられ、崇められている。その証拠に、みなさんのご家庭の水道はどこから出てきますか? 

「蛇口」ですよね。

 つまり2024年の「辰年」は、水面下で物事が動いている年で、見えないところでの努力が大切な年でした。「目に映らない」努力の結果が、いよいよ「目に映る」かたちとなって表に出てくるのが、2025年の「巳年」かもしれません。

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