秋篠宮家の長男、悠仁さまの筑波大合格が発表された。天皇陛下や皇族方も若き日に大学生活を送り、さまざまな学びを経験した。そんなキャンパスでの「あのとき」を振り返る(この記事は「AERA dot.」に2024年3月20日に掲載した記事の再配信です。年齢や肩書などは当時のもの)。
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20日、天皇、皇后両陛下の長女・愛子さまは学習院大学の卒業式に出席される。2006年(平成18年)4月11日、学習院幼稚園入園から18年間になる学習院での生活を終える。天皇陛下の言葉から振り返ると、愛子さまがのびやかに成長されていく様子がうかがえる。
学習院初等科から中等科に進まれ、縄跳びに水泳、チェロにバスケットボール、スキーとスーパーアクティブな日々を送って来た愛子さま。
2017年(平成29年)4月、学習院女子高等科に入学してからは、海外への興味が増したようだ。天皇陛下はこうコメントされている。
「関心もいろいろな方向に広がってきているようで,勉強面でもスポーツの面でも,また,社会に対しても,幅広く関心を示しています。
また,外国からのお客様が東宮御所にいらした時には,愛子も少しずつ英語でのお話に加わる機会が増えており,海外に対する関心も膨らませています」(平成30年皇太子殿下お誕生日に際してのコメント)
高校2年生で英国へ
高等科2年生のときに学習院女子高等科の海外研修プログラムでイギリスに短期留学をされた。天皇陛下はこう振り返っている。
「英国イートン・カレッジでのサマースクールや秋の関西地方への修学旅行などを経て,一段と成長を遂げたように感じております。青春期には誰しもが経験するように,こうした得難い経験を通じて,自分の世界が大きく広がったものと思います」(平成31年皇太子殿下お誕生日に際してのコメント)