地酒を提供する交流拠点「HAMA BAR」では、小学生が地元の歴史や酒蔵を紹介する「子ども街並みガイド」を両陛下に実演。おふたりが「HAMA BAR」を出発したとたん、豪雨に見舞われ、「すごいタイミング……」と声が漏れた=2024年10月6日、佐賀県鹿島市のJR肥前浜駅

 佐賀市のSAGAスタジアムでの国民スポーツ大会の開会式を終えた陛下と雅子さまが、夕方にスタジアムを出発すると、雨が降り出した。

 地元紙のX(旧ツイッター)には、

「昨日の国民スポーツ大会総合開会式では、式典が終わって両陛下が会場を出た瞬間に急に雨が本降りになりました。今日もお2人が肥前浜駅での視察を終えられてご乗車されると、再び雨が…!沿道の方々には申し訳ないですが、なにか不思議な力を感じますね」

 と記者からの投稿があった。
 

飛行機の到着時刻に雷雨が止んだ

 実は昨年10月、「いしかわ百万石文化祭」に出席するために訪問した石川県でも、おふたりの到着に合わせて雨がピタリとやんだことがあった。

 出発の日、羽田空港で準備していた特別機にトラブルが発生したため、おふたりは予備機に乗り換え、1時半ほど遅れて小松空港へ到着することになった。

 ところがこの日、空港周辺は雷が鳴り響く大雨に見舞われていた。天候不良で着陸を見合わせ、上空で待機する便もあったという。
 

 おふたりが乗り換えた予備機は12時15分過ぎ、小松空港に無事に到着。現地にいた報道関係者によると、土砂降りだった雨は、予備機が到着する頃に収まったという。

「濃霧が立ちこめるなかでの着陸でしたから、ヒヤヒヤしました。雷雨だったのに、飛行機の到着時刻に合わせたように収まるとは不思議なこともあるものだと、妙に感心しました」(空港に居合わせた利用客)
 

 その石川県訪問は季節柄、雨に見舞われた。しかし、おふたりの到着や出発の時刻になると雨があがり、同行した報道陣らは「保ったね」と胸をなでおろしたという。雨に降られると映像がうまく撮影できないうえ、おふたりの動線が変更になるなどして現場も混乱するのだという。

 地元紙の北國新聞社は、両陛下の訪問の様子を、こう書いた。

「いしかわ100万石文化祭の開会式会場周辺では、両陛下が到着した時刻にちょうど雨がやんで晴れ間がのぞき、集まった人々が歓声とともに日の丸の小旗を振った」
 

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