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 12月を目前に控えたこの時期、日本でもブラックフライデーと称するセールが行われるようになりました。記事Amazonでは2024年11月29日から12月6日の8日間、「Amazonブラックフライデーセール」が開かれます。「楽天市場」でも、一足早く11月27日までの7日間で大規模セールが開催されました。

そもそも「ブラックフライデーセール」とはどんなイベントなのでしょうか? 「ブラックフライデー」以外の海外独自のセールイベントについて紹介していきます。

ブラックフライデーセールとは?

アメリカで11月の第4木曜日の感謝祭の翌日、金曜日に行われる大規模セールイベントのこと。この日は多くの小売店が一斉に大幅割引を行い、消費者が1年で一番お得にショッピングを楽しむ日として親しまれています。

日本におけるブラックフライデーセールの広がり

 国内で初めてブラックフライデーセールが開催されたのは、いつなのでしょうか。日本で「Amazonブラックフライデーセール」が開催されるようになったのは2019年からですが、実は2014年にトイザらスが開催していました。当時はまだ「ブラックフライデー」の認知が広まっておらず、「Amazonブラックセール」の開催で、知った人が多いのではないでしょうか。

その後、年末年始セールまでの空白期間にセールイベントを行いたい小売店が次々とブラックセールをスタートし、今ではライバルである「楽天市場」や「ヤマダ電機」「イオン」「ロフト」「ゲオ」など、さまざまな企業がブラックフライデーセールを行っています。

海外独自のセール1:中国の「独身の日セール」

中国では毎年11月11日を「独身の日(独りぼっちの日)」とし、独身の人間が集まってパーティを開くこともあります。近年では、この「独身の日」に合わせて多くのショッピグサイトがセールを開催しており、ショッピングイベントとして浸透しています。