イベントで元気な姿を見せていたジャングルポケットと斉藤メンバー(右から2人目)=2019年9月

「パパとしては満点」

 一方、子どもは現在4歳で“子煩悩”のようだ。「Mart」(24年4月2日配信)では、瀬戸が夫について「子どものことを本当に溺愛している」と告白。夫は子どもが起きている時間になんとか帰りたいようで、いつも帰宅前に「まだ起きている?」と確認の連絡をして急いで帰ってくるという。また、休日は旅行やアミューズメントパークに行くことが多く、斉藤メンバーはどちらかというとインドア派だったが、瀬戸が「子どもが大きくなったら一緒に行けなくなるよ。こういう時間を過ごせるのも今だけだよ」と言うと、「そうだよね」と、いろいろな所へ出かけるようになったという。

「瀬戸さんは、斉藤さんについて『パパとしては満点』と評価していました。8月に放送された『ロンドンハーツ』では『芸人の妻が選んだ好きな芸人GP』という企画が行われ、斉藤さんは不倫騒動もあってか13位に終わりましたが、妻の瀬戸さんは斉藤さんを好きな芸人の1位に選びました。理由について『私も息子も1位だと思っています』とし、問題を起こしたりダメ男にもほどがありますが、パパとしては満点ですと自慢していました。さらに、後は死ぬまで家族を大切にしてくれることを願います、と続けていました。つい2カ月前まで妻が『パパとしては満点』と言ってくれていたのに、今回の事件は残念すぎます」(同)

 過去、斉藤メンバーは家族観をめぐって、大御所芸人に苦言を呈したこともあるほどだ。民放バラエティー制作スタッフは言う。

「一昨年に放送された『踊る!さんま御殿!!』に出演した際、娘と父親との関係についてトークが展開される中、さんまさんが娘について『オレは結婚式に行かないつもり』『男、認められないやろ』と言うと、斉藤さんは『その考えは変えた方がいい』と指摘。さらに、結婚式は女性にとっては大きなもので、そこは自分のプライドを捨てないといけないと主張していました。あくまで、笑いのあるやりとりの中での話ですが、大御所にも忠告するほど家族への愛情と常識を持ち合わせていたわけです。これまでも愛妻家で子煩悩という印象はあり、実際にそうだったのだと思いますが、今回の事件とのギャップがありすぎて、逆に家族への裏切りが際立ってしまった印象です」

 今回は不倫ではなく、被害者が存在する不同意性交容疑。もはや妻が“許して”くれたから大丈夫、では済まされない。

(丸山ひろし)

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丸山ひろし

丸山ひろし

埼玉県生まれ。大学卒業後、出版社に勤務し雑誌編集業務に従事。その後ライターに転身し、現在はウェブニュースや、エンタメ関連の記事を中心に執筆している。

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