今日19日(月)午前3時、宮古島の南海上で、台風9号「ジョンダリ」が発生しました。「ジョンダリ」は北朝鮮が用意した名前で「ひばり」を意味しています。宮古島付近を通過した後、東シナ海を北上し、22日には再び熱帯低気圧に変わるでしょう。沖縄近海の船舶は警戒が必要です。
台風9号「ジョンダリ」発生
19日(月)午前3時、宮古島の南約70kmの海上で台風9号「ジョンダリ」が発生しました。中心気圧は1000hPa、中心付近の最大風速は18m/s、最大瞬間風速は25m/sとなっています。台風9号は今後、宮古島近海から東シナ海を北上し、21日には黄海、22日には中国東北区に進む見込みです。
3時現在、宮古島を中心とした先島諸島が風速15メール以上の台風の強風域に入っています。先島諸島では激しい雨や雷雨、強風、高波に注意、警戒して下さい。
台風の名前
「ジョンダリ」は、北朝鮮が用意した名前で「ひばり」を意味しています。台風の名前は、「台風委員会」(日本含む14カ国等が加盟)で各加盟国などの提案した名前が、あらかじめ140用意されていて、発生順につけられます。準備された140を繰り返して使用(140番目の次は1番目に戻る)されますが、大きな災害をもたらした台風などがあると、加盟国からの要請によって、その名前を以後の台風では使用しないように別の名前に変更することがあります。