俳優の神木隆之介が、10月から始まる日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」(TBS系)で主演を務めることが決定した。神木が日曜劇場の枠で主演を務めるのは初めて。 神木は今年で31歳を迎えた”若手”俳優の代表格。「皆様に頼りつつ、未熟ながらも精一杯演じ切りたいと思っております」とコメントを番組の紹介ページに寄せているが、子役出身でその芸歴は長い。過去の出演作品から神木の魅力に迫った(この記事は、2020年5月30日に配信した内容を再編集しました。年齢、肩書、出演情報などは当時のまま)。
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神木といえばわずか2歳でCMデビューし、幼い頃から子役として活動。1999年に放送された「グッドニュース」(TBS系)でドラマ初出演を果たした。その後、の映画「妖怪大戦争」(2005年)や映画「桐島、部活やめるってよ」(2012年)で主演を務めるなど、長年にわたり様々な作品に引っ張りだこ。神木が芸歴25周年を迎えたことに対し、SNS上では「想像以上にベテラン」「子役のイメージ強すぎてもっと年下かと思ってたけど、あんまり変わらん」など、驚きの声が目立っていた。
「成長とともに姿を消す子役も多い中、ずっと人気が続いている神木ですが、その人間性も理由の一つでしょう。例えば、昨年公開された映画『フォルトゥナの瞳』の完成記念イベント。共演の有村架純にバックハグをするシーンで、有村とは身長が同じくらいなので有村の首を絞めているみたいで苦労したと明かし、笑いを誘っていました。そんな、身長があまり高くないところを隠さないどころか、エピソードとして披露するのは好感が持てますよね。昨年放送されたトーク番組では、幼い頃から松嶋菜々子のファンであることを告白。『この間、撮影の場所が一緒で、廊下ですれ違って握手してもらいました』『昔からの本当にファンで、握手していただいていいでしょうか? って』と、まるで一般のファンのように嬉しそうに話していましたね」(テレビ情報誌の編集者)
第一線で活躍し続けているにもかかわらず、気取ったところがない神木。また、共演者から人柄を褒められることも多い。「フォルトゥナの瞳」で共演した斉藤由貴は神木について「最初から『仲良くなりましょう』『あなたのことを受け入れますよ』という雰囲気が全身から溢れている。素晴らしかった」と絶賛(初日舞台挨拶、2019年2月)。ドラマ「やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる」(NHK総合)で共演した岸井ゆきのは、2018年4月に行われた同ドラマの試写会で「穏やかでマイナスイオンがいっぱい出ていた」と語っていた。