裏ではかなりの努力家

 芸能評論家の三杉武氏は、島崎についてこう評する。

「80年代末にアイドル歌手としてデビューした島崎さんですが、当時は“アイドル冬の時代”と呼ばれていました。いわゆるバラドルの走りの一人とも言える存在ですが、アイドル時代に出演した『青春! 島田学校』で島田紳助さんからその才能を見いだされ、オールスター感謝祭の司会に抜擢されたことで飛躍した印象です。紳助さんに限らず、志村けんさんや明石家さんまさんをはじめ大御所との共演も多く、その能力は業界内でも高く評価されています。姉御肌で面倒見の良い性格から、後輩のお笑い芸人からも慕われています。出演番組などを見ていると、発言するタイミングや共演者につっこむタイミングなどが絶妙で、時に自虐ネタで笑いも誘うなど場の空気を読む力に非常にたけていますよね。どんなに才能があっても長年にわたってバラエティーの最前線で活躍し続けるのは並大抵のことではありません。その裏では相当な努力があるのは間違いないでしょう」

 すでにバラエティーの“女帝”から“レジェンド”の域に到達した感のある島崎。これからもその栄華は続きそうだ。

(丸山ひろし)

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丸山ひろし

丸山ひろし

埼玉県生まれ。大学卒業後、出版社に勤務し雑誌編集業務に従事。その後ライターに転身し、現在はウェブニュースや、エンタメ関連の記事を中心に執筆している。

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