![発表されたソフトバンクの新機種](https://aeradot.ismcdn.jp/mwimgs/6/7/620mw/img_6746e903d4987d1624a6d7596731ab25296178.jpg)
![ソフトバンクの会見に登壇した小泉今日子(左)と満島真之介](https://aeradot.ismcdn.jp/mwimgs/7/8/620mw/img_782b6370993b88164962a7fcfffd22bc299478.jpg)
![シャープの「AQUOSケータイ 504SH」](https://aeradot.ismcdn.jp/mwimgs/7/e/620mw/img_7ed2a626b53dd7665fe237ca586e51e2169566.jpg)
![京セラの「DIGNOケータイ 502KC」](https://aeradot.ismcdn.jp/mwimgs/0/0/620mw/img_001b59a769fc8fdeecb9521ea87b7ba6159609.jpg)
ソフトバンクは10月8日、今月から来年3月にかけて発売する新製品を発表した。注目は、同社がAndroidOSをベースとしたフィーチャーフォン「ガラホ」に初参入したこと。ライバルのNTTドコモやauは、ガラホをすでに発売済みで、ソフトバンクもこの流れを無視できなかったようだ。
この日の会見で、宮内社長はガラホの新製品について「Androidを使ったケータイで、実質的にはスマートフォン風なフィーチャーフォン」と語った。新製品は、ガラケーと変わらない操作感覚で、トークアプリ「LINE」に加えて、パソコンに近い形でインターネットが利用できる。
では、新製品のそれぞれの性能を見てみよう。まず、「AQUOSケータイ 504SH」(シャープ)は、3.4インチのディスプレーと約800万画素のカメラを搭載している。防水機能やワンセグによるテレビ視聴、Bluetoothを用いた通信に対応した。ただ、LTEによる高速モバイル通信やWi-Fi通信、おサイフケータイ機能は備えていない。カラーは8色で展開し、発売時期は11月下旬を予定する。
「かんたん携帯9」(シャープ)は、中高年や高齢者のユーザーを対象にした、ボタンや文字を大きくした製品。よく連絡する相手にワンタッチで発信できる「楽ともボタン」を搭載したほか、LTE通信や防水機能、ワンセグ視聴機能に対応している。一方、Wi-Fi通信やおサイフケータイ、Bluetoothを用いた機能はない。カラーは3種類、2016年3月上旬に発売予定だ。
「DIGNOケータイ 502KC」(京セラ)は、防水・防塵機能があるほか、米・国防総省の基準に準拠した高い耐衝撃性が特徴だ。約800万画素のカメラを搭載し、LTE通信やワンセグ視聴機能、Bluetooth通信機能に対応している。ただ、Wi-Fi通信とおサイフケータイ機能はない。ブラックやホワイトなど5色で展開し、16年3月中旬に発売する予定だ。
会見はネット上でも生中継され、寄せられたユーザーのコメントをみると、ソフトバンクのガラホ参入を前向きに捉える意見が多かった。しかし、どの新製品もWi-Fi通信機能に対応していない点に不満の声も寄せられた。
このほか、スマートフォンでは「Xperia Z5」(ソニーモバイル)「AQUOS Xx2」・「AQUOS Xx2 mini」(シャープ)「Nexus 6P」(ファーウェイ)の4機種も発表された。
(ライター・河嶌太郎)
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