ハラミちゃん(写真:本人提供)

 13日放送の「上田と女が吠える夜」(日本テレビ・毎週水曜午後9時)のテーマは「ハマると一直線! 凝り性な女」にSPゲストの GACKTが立ち向かう。ゲストのひとり、ハラミちゃんは絵日記を修正し続け、完成までに1年かかったことを打ち明ける。トークもこなすハラミちゃんの過去の記事を振り返る。(「AERA dot.」2024年2月25日配信の記事を再編集したものです。本文中の年齢等は配信当時)

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 人気のポップス曲を情感たっぷりに激しく、楽しく弾くピアニストのハラミちゃん。YouTubeで国内外のストリートピアノの演奏動画を配信し、登録者数は220万人を超える。今年は活動5周年を記念した全国ライブツアーも開く。そんなハラミちゃんは元々クラシック出身で、音大卒の実力派。今もお気に入りのクラシック曲を聴き、推しの作曲家もいるという。10秒ほどで聴き終わるTikTok全盛の現在、あえてクラシックの魅力と楽しみ方を聞いた。

――ハラミちゃんは4歳からピアノを始めていますが、元々はクラシックのピアニストを目指していたのですか?

 そうですね、ピアニストといえばクラシックしかないと思っていたので。

 小学生のころから、寝る時と食べる時以外はピアノを弾いているような生活でした。昨日より今日、今日より明日のほうがうまくなるのが楽しかったんです。あとは、勉強も運動も才能がない自分は、ピアノを失ったら何も残らないんだという思いもありました。

 でも、音大受験のときに挫折したんです。

 受験に備えて、ある有名な先生のレッスンを受けるためのオーディションに行ったら、先生に「あなたはピアニストになれないよ」って言われました。 

 ずっとピアノ漬けの日々を送ってきて、ピアニストになるのがどれだけ大変なことなのかなんて深く考えずに、勝手に自分もなれるもんだと思っていたんですけど、そのときに「あ、ダメなんだ」ってあきらめてしまって。

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大谷百合絵

大谷百合絵

1995年、東京都生まれ。国際基督教大学教養学部卒業。朝日新聞水戸総局で記者のキャリアをスタートした後、「週刊朝日」や「AERA dot.」編集部へ。“雑食系”記者として、身のまわりの「なぜ?」を追いかける。AERA dot.ポッドキャストのMC担当。

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