マドンナ、退院直後は歩くことすら困難だったことを明かす

 マドンナは現在、【セレブレーション・ツアー】の一環として、米カリフォルニア州イングルウッドのキア・フォーラムで5夜にわたるコンサートの真っ最中だが、1年足らず前はステージ上を歩くことさえできなかったそうだ。

 現地時間2024年3月4日の公演中に65歳のスーパースターは、2023年6月に患った重度の細菌感染症により、一時は体を動かすことがほとんど不可能になっていたことを明かした。マドンナは当時入院し、ツアーの延期をを余儀なくされた。彼女は、「(昨年の)夏にびっくりすることがあったんだよ。臨死体験っていうんだけどね」と、カウボーイハットを片手に、もう片方の手にはギターを握りしめながら観客に語った。

 そして、「結構怖かった。もちろん昏睡状態だったから4日間わからなかったけど、目覚めた時に、最初に言った言葉は“ノー”だった。神様が私に“一緒に来るか?私と一緒に、こっちに行きたいか?”って言って、私が“ノー、ノー!”と言ったんだろうって確信してるんだよね」と続けた。

 それから彼女は、来場しているという主治医に感謝の言葉を述べた。その主治医は、体調不良から回復する間、外に出てビタミンDを吸収するようにアドバイスしてくれたのだという。マドンナは、「家から裏庭まで歩いて行って、太陽の下に座るのはとても辛かった。ばかばかしく聞こえるだろうけど、大変だったの」と振り返り、「いつ立ち上がることができるのか、いつまた自分らしくいられるのかわからなかった。自分が主導権を握っていないとようやく感じたのは不思議なことだった。それが諦めるためのレッスンだった」と語った。

 延期された【セレブレーション・ツアー】は、2023年10月に英ロンドンのO2アリーナで無事開幕した。彼女は現在、4月26日までツアーに出ている予定で、メキシコシティのパラシオ・デ・ロス・デポルテスでのショーで6か月のツアーを締めくくる。